2008年9月28日

真珠の賢い選び方、買い方 その8

こちらに「選び方」のまとめ編をアップロードしました。
こちらに「買い方」のまとめ編をアップロードしました。
まとめ編の方が読みやすくなっていると思いますので、よかったら上からどうぞ♪


さて、「賢い買い方」からすると随分長い前置きになってしまいましたが、(笑)
今回から賢い買い方について書いていきます。

真珠の価値要素を知れば賢い選び方はできると思いますが、賢い買い方はまた別の話です。

まず、真珠の価値要素につきましては、ネット上を探すだけでもいろんなところでいろんな意見が書かれていますので、あれこれ読んでいただけば大筋のところは頭に入れていただけるのではいでしょうか。

そして、比較検討に向かっていただくわけですが、ポイントはどのレベルで比較するかってことです。

仮に真珠の品質のレベルが上、中、下と、3つあったとしましょう。
そしてここに真珠の価値要素をビッシリ頭に叩き込んでネックレスを買いに行こうとしているお客様がいらっしゃいます。

最初に訪れたお店は「上」ばかり取り扱っていて、中、下はありません。
が、「当店は上しか扱っていません」とはどこにも書いてありませんし、販売員さんもあえてそれを言わないので、お客様には伝わりません。
するとお客様は、そうとは知らずに「上」の中で商品を比較することになります。
当然すべて「上」とはいえ、並べて比較すると優劣がついてしまいます。
お客様はその中で「上」は高いし、「下」は見た目全然悪くないけど何となく不安だし、やっぱ「中」かな?といった印象をもちました。
値段は20万円。値引きは出来ませんとのこと。
イヤリングを考えると予算オーバーになってしまいます。
お店は小さく、この販売員さんがたぶん社長で、全てを一人で切り盛りしているような様子。
他のお客はいらっしゃらず、ある意味熱気が感じられず、ある意味落ち着いた雰囲気です。

「ちょっと考えます」と次のお店へ。

次のお店は「中」と「下」を扱っていて、「上」はありません。
もちろん「当店は中低級品を取り扱うお店です」とはどこにも書いてありませんので、お客様はそうとは知らずに「中」と「下」の中で比較することになります。
ここでも同じ現象で、「やっぱ中かな?」といった印象を持ちました。
こちらのお店は広いフロアがお客さんで賑わっていて、販売員さんもたくさんいます。
お客様は思いました。
「最初のお店で決めてしまわないで良かった。こっちのお店のほうが安い!」
値段は定価20万円ですが、スッと15万円のオファーが出てきました。
そして、イヤリングをセットにして20万円だと言います。
予算内です。
しかも、自分の予算より高いところにあった品物が手に入るのです。
お客様はその場で決断し、このネックレスを購入することにしました。

さて、ここで問題です。
このお客様は良い買物が出来たのでしょうか?

私が考える結論から申しますと、それで良かったんだと思います。
自分で決めて、自分が納得して購入を決めたので、他人が口を挟める問題ではありませんし、やはり自分が納得したものが一番良いと思うのです。

ただ、もう少し買い方の知識があれば、また違った結論だったかもしれません。
最初に訪れたお店の中級品と、実際に購入した中級品を直接比較することができれば、また違った結論だったかもしれません。

というわけで、次回は実際に考えられるチョイスと可能性について書いてみようと思います。