2009年1月15日

真珠鑑定鑑別書について

お客様からいただくご質問で結構多いのは、「真珠鑑定鑑別書についてわからないことがある」というものです。

前職で楽天市場店を担当していたときにはこういったご質問をいただいたことは一度もなく、1年のブランク期間を経て自分のお店をオープンしてみると、最初にいただいたご質問もこのことでしたし、その後コンスタントに頂戴しています。

最初は特に気に留めることもなくお返事を返していたのですが、よくよくお話を伺ってみるとネット上によからぬ噂がたくさん書き込みされているそうで...
「鑑定書のコピーが出回っている」
「鑑定書と現物が同じとは限らない」
といった話が目に留まりやすいようです。

なるほど。

まあ、世の中、どの業界でも与党と野党、賛成派と反対派...いろいろありますからね。
特に真珠科学研究所が認める「花珠」については、発足当初から業界内で意見の分かれるところであり、残念なことですが、上のような書き込みを業界の人間がしている可能性だって否めないところです。

理由は色々ありますが

例えば生産者の立場で、自分が一生懸命につくった真珠が「花珠不合格!」なんて扱いを受けたら「あんなやつらに何がわかるんだ!」という意見が出てきても不思議ではありませんよね。

世の常で、悪事を働く人は必ずいると思います。
でも大抵、悪事を働くものは極少数派であって、ほとんどの人たちは真面目であること、正直であることを自分の誇りとして世のため、他人のためと社会への貢献を志し、生活しているのが現実でないでしょうか?

もちろん、自分がその極少数派の悪事に引っかからないよう慎重になるわけですよね。

この真珠鑑定鑑別書に関して、私から申し上げられるのは...

コピーが出回っているというのは単なるデマだと思うということ。
コピーは見ればわかると思います。
本物はラミネートチューブ加工されていて、これをキレイに剥がすのは不可能に近いと思います。
コピーをとるためにはラミネート越しにするしかなく、色や質感に明らかな違和感がみられることでしょう。
裏面には細かな文字で説明がぎっしりと書かれていますからそこをチェックすればよりわかりやすいことでしょう。

「鑑定書と現物が同じとは限らない」については、可能性だけで考えますと起こり得る場面は多々あります。
同じ日に同じ病院で生まれた赤ちゃんだって、入れ替わってしまったという事例があるわけですから...
だからといって「自宅出産しかない!」と考える人もほぼいないのが現実ですよね。
その程度に「わずかに起こり得る可能性」としてお考えいただくしかないと思うのです。

ただ、お店側には努力すべきポイントがあると思います。
一般消費者の方は付属する鑑別書を信用するしかないわけで、お店がお客様に代わってしっかりとフィルタの役割を果たすことは出来るんじゃないかと思います。

少なくとも私はそうありたいと思っています。

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