2008年5月16日

真珠の賢い選び方、買い方 その3

前回の続きです。

さて、ネットで情報を収集してある程度の知識を身につけましょう!といったことを書かせていただきましたが、私もここで「超簡単!真珠ネックレスの価値要素 ポイントはここだ!」を書かせていただきます。
今回はサイズについてです。

サイズ

アコヤ真珠のネックレスの標準タイプは 7-7.5mm とか 7.5-8mm といった具合にサイズ表記されています。
これは 「7mm以上、7.5mm未満」、「7.5mm以上、8mm未満」の真珠で組み上げていますよという意味で、0.5mm きざみの展開となっています。

実はネックレスを組む段階では、その半分 0.25mm まで選別しています。
7-7.5mm の場合は、7-7.24mm と 7.25-7.29mm から組み上げられます。
センター付近に 7.25-7.29mm、両裾に 7-7.24mm を使用します。
ゆるくて、大雑把なグラデーションになっているわけです。

時々大小を逆に表示しているお店を見かけます。
「7.5-7mm」とかですね。
これは「真珠は品質が同等であれば、サイズが大きい方が高価」という部分を、強調した表記と言えるかも知れません。
よく見れば「7-7.5mm」ですし、業界内にはサイズ表記の取り決めもありませんので、お店の自由としか言えませんが、一見 7.5mm と間違って認識してしまいそうです。
誤解して買ってしまうことのないように注意しましょう!

さて、次に「1本であらゆる場面をこなしたい」とお考えの方におすすめのサイズを断言しちゃいます。
・ 7-7.5mm
・ 7.5-8mm
・ 8-8.5mm
から自分の体格にあったものを選びましょう!
自分にあったものを考えるのも面倒くさい、よくわからないという方は「7.5-8mm」がいいでしょう。
「7.5-8mm」を選んでおけばまず間違いありません。

では、これら3サイズについて、もうちょっと細かく特長をみてみましょう。

7-7.5mm
多くの方にとって少々小ぶりだなという印象かもしれませんが、20代女性が身に着けても「借りてきた感」を感じさせません。
7-7.5mm を選ぶポイントは、「値段ありき」で考えた場合、この3サイズの中では一番品質の良いものが買えることです。
小ぶりで高品質なネックレスは上品で、知的な雰囲気を漂わせます。
そして標準より少し短く仕上げたものは、そんな雰囲気をさらに高めてくれます。
ご家族の方から、成人のお祝いに...という場面で特におすすめです。
40代になったらもうちょっと大きいのが欲しくなるかもしれませんが、そう思ったらそのときにご本人が自分で買うでしょう。(笑)

7.5-8mm
永遠の定番サイズです。
「似合うとか似合わないとかより、失敗や後悔のないようにしたい」というお気持ちの強い方には断然おすすめです。
市場に出回る量も少なくないので、どのお店でも在庫していて比べやすい(=選びやすい)のも良い点です。
将来もうちょっと大きいのが欲しくなるかもしれませんが、それは必要性を感じてのことではなく、ステップアップの意味合いでしょう。
第三者が見て「あの方のネックレスはちょっと小ぶりね」と言われるものではありません。

8-8.5mm
品質が同等の場合、前述の2サイズに比べ急に値段が高くなります。
それでも 8-8.5mm が欲しいと思うのは、その高貴な存在感ゆえのことでしょう。
30代半ばでネックレスの購入をご検討中の方は、選択肢の一つとしてチェックを忘れないようにしましょう。
確実に一生使えます。
ただ、8-8.5mm を選ぶ際にはより慎重になって値段と品質のバランスを見極めてください。
もともと高価な品物なので、高くて当たり前です。
相場から随分安いものを見つけても安易に手を出さず、安い理由を納得がいくまでお店に訊いて、スッキリしない場合は見送ったほうが良いでしょう。

長さについて
価値要素とは無関係ですが、サイズと密接な関係にあるのが「長さ」です。
最も標準的な真珠ネックレスの長さは「約42cm」ですが、個体差や金具(クラスプ)の違いにより、数本並べてみただけでも 1cm くらいは平気で違っています。
クラスプが付いておらず、仮糸を通した状態を「連」(れん)と言います。
業者間取引の多くはこの連の状態で行われます。
連は通常「16インチ」で組まれています。
(もちろん工業製品ではありませんので、この時点でかなりの個体差がありますが。)
16インチ=40.64cm ですから、連は40.5cmとして、これに 1.5cm 幅のクラスプをつけた状態で 42cm。
これが真珠ネックレスの標準的な長さが 42cm と言われる所以です。
しかし実際には先述のとおり数センチの誤差が出ていることも珍しくないので、最後は身につけて確認しましょう。
「自分の首周り + 10cm」があなたの標準だと覚えておくと良いでしょう。
ここから ±4cm 以内で微調整されますと、きっとお気に入りの長さが見つかるでしょう。
ネックレスを短くする場合ですが、真珠の粒を抜くことで短くしますので、7mm、8mm 単位での調整となります。
抜いた真珠は小さな袋などに入れ、ネックレスと一緒に保管していただくことをおすすめします。
お店によっては抜いた真珠でイヤリング、ペンダントといったアクセサリーをつくることをおすすめすることもあるようですが、ネックレスの真珠は穴が貫通している(両穴と言います)のでデザイン的な制約がありますし、ネックレスを標準の長さに戻そうと思ったときに不足分を購入しなくてはならなくなります。
その際にネックレスの真珠とのマッチングの関係で思わぬ高い買物になってしまうこともあり得ますので、ご注意ください。

それでは、今回はこの辺で。
次回は「色」について書かせていただきます。

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