真珠の賢い選び方、買い方 その4
前回の続きです。
真珠は白くて丸いものと多くの方は思っていらっしゃることでしょう。
もちろん間違いではありません。
でも、よ~く見ていけば、とっても奥深い世界なんですよ。
というわけで、今回は色についてです。
色(カラー)
真珠の色を語る上では、まず「ボディカラー」と「干渉色」があることを知っていただかなくてはなりません。
ちょっとこちらをご覧ください。

キレイなアコヤ真珠です。
この画像をご覧になって、何色と表現しますか?
決して「白」では片付けられなくないですか?
色の定め方、呼び方は真珠業界内でも統一されたものはなく「ニュアンス主義」となっておりますので、この真珠画像の色を "私流に" 表現しますと、「ボディカラー:ホワイト、干渉色:ブルーイッシュピンク」です。
何となくでもおわかりいただけますでしょうか?
では、まずはボディカラーについてです。
干渉色がその名の通り光を受けて浮かび上がるものである反面、ボディカラーは真珠自体が持つ絶対的な色をさします。
私流に種類は「ホワイト」「クリーム」「ゴールド」「ブルー」「グレー」です。
ブルーとグレーは「クロ」とひとまとめにされることがありますが、一般消費者に青く見えるものを「クロ」ですというのもいかがなものかと思いまして...
それから、「ナッパ」とかいろいろあるのですが、ここではマイナーなものは割愛させていただきます。
次に干渉色ですが、まずは大きく「ピンク系」と「ブルー系」に分けられます。
先述のボディカラーそれぞれに対して存在します。
ピンク系はその濃淡の差こそあれピンクです。
その点ブルー系は、私流の表現で「グリーン」、「グリニッシュピンク」、「ブルーイッシュピンク」と種類豊富です。
あわびの貝殻とか...もちろん真珠貝もそうですが、貝殻の内側がキラキラしてキレイなものがありますよね。
あのキラキラも理屈的には真珠と同じですが、貝殻を角度を変えて観察してみると、ピンクが出ていたり、ブルーが出ていたり、グリーンが出ていたりしますね。
真珠の干渉色の基本はそれらの貝殻にすべて含まれています。
一般的に「真珠はピンクが高品質」、「ピンクのほうが良い」と言われたりしていますが、実はそれは正解とはいえません。
そう誤解している人が多いせいか、日本ではピンクが売れやすいところがあり、需要バランスによって同じ品質でもブルー系よりピンク系のほうが高値で取引される現象はあります。
なので、「ピンク系のほうが値段が高い」ということはありますが、「ピンクが高品質の証」ということではありません。
要はどちらが自分に似合うか?相性がいいか?で選べばいいと思います。
「色が白いわねぇ~」とよく言われる人はどちらもある程度いけると思いますが、健康的小麦肌の人はピンク系の指名買いが良いでしょう。
パーソナルカラーに覚えのある方なら、自分の色で選んでいただけば良いでしょう。
では例によって、話をアコヤ真珠ネックレスに限定して、しかも今回はボディカラー「ホワイト」に限定して特徴を書きます。
ピンク
やわらかい印象で、抜群の落ち着きを持っています。
経年変化により将来赤茶っぽくなる傾向があります。
選ぶときのポイントは1本のネックレスの中で、濃淡にかかわらず、なるべくピンクのトーンが揃っているもの。
ブルーイッシュピンク
ブルー形の中でもっともピンク寄りです。
ピンクより軽く、若々しい印象です。
グリニッシュピンク
ブルーイッシュピンクよりブルー要素が強く、主役はグリーン、ピンク少々といった感じです。
選ぶときのポイントはボディカラーがなるべく白いもの。
理想を言えば、ゼリーのようで、触ったらプニプニしてそうな感じ。(笑)
グリーン
ひたすらクールな印象で、人を選ぶカラーです。
供給量が少ないので、狙っている方は見つけたら即買いをお勧めします。
選ぶときのポイントは1本のネックレスの中で、濃淡にかかわらず、なるべくグリーンのトーンが揃っているもの。
それでは、今回はこの辺で。
次回は「形、キズ」について書かせていただきます。


