2007年11月30日

朝青龍の謝罪会見

テレビにかぶりついて観ました。

結構誤解されちゃったんじゃないかなと心配しています。
海外生活を経験していない人にとってはわからない部分がたくさん含まれておりましたから。

まず、どれだけ日常会話ができても、記者会見で質問の意味を理解するのは大変なことです。
日本語をマスターしていく環境の中で使われる言葉つかいと、記者会見で記者たちが話す日本語は別物です。

おかしなタイミングでシャッター音が耳についてしまたり、フラッシュに邪魔をされると、記者の質問のほとんどを聞き逃してしまいます。
もちろん緊張もしています。

だから、記者が期待していた答えから外れる返事が来ても、これはしかたないことです。

日本人の多くは1年の留学経験があればかなり外国語が話せると誤解しているので、朝青龍も日本人並みに日本語が使えると思っていることでしょう。

朝青龍はかなり日本語が達者です。
でも彼はモンゴル人であり、日本語は母国語ではありません。

国際結婚などで何十年と外国で暮らしていても、すべての分野でネイティヴなみに言葉を使える人はほとんどいないのではないでしょうか?

私の眼から見て、今日の朝青龍は立派でした。
私だったらクシャクシャに小さくなって、すみません、ごめんなさい...の連発しか出来ないと思います。
しかし彼はドンとしていましたし、正直だったと思います。

明後日の「アッコにおまかせ」でどう言われるのか...
でも私は評価しています。

がんばれ朝青龍!

2007年11月29日

セリーヌ・ディオン と マライア・キャリー

日本でも超メジャーアーティストの二人について書いてみます。

私にとってこの二人の共通点は、デビューアルバムがタワーレコードでスタッフ推薦版になっていて、試聴せずに買ったってことです。(発売されてすぐだったのでMTVやラジオでも耳にしたことはありませんでした。)
当時のリンカーンセンター横のタワーレコードがこうしてお薦めしてくれるレコードはどれも満足のいく作品で、私は完全に彼らのお薦めを信用しておりました。
なので、新人アーティストのお薦めがあると即買いでした。

実はこの二人は同期デビューで、セリーヌディオンの「ユニゾン」、マライアキャリーの「マライア」、どちらも1990年に発表されました。

デビュー当時のアメリカのマスコミはこういう評価でした。
セリーヌ : フランス語訛り(カナダ・ケベック出身)の英語がキュートだ。 ←ある意味バカにしている。
マライア : 実力はあるが、所詮CBSレコード社長の女。

で、セールスはマライアの勝ちだったと思います。
何しろマライアが所属したコロンビアレコードはCBSグループ、つまり社長の息がかかったアーティストですから、プロダクションもマネージメントも最高の陣営が用意され、お金もそれなりにかけたと思います。
MTVのオンエア率の高さも圧倒的にマライアの勝ちでした。

実際デビューアルバムに関しては、今聴いてもではマライアの作品のほうが好きです。
初めて聴いたときは5秒で鼻血が出ました。(笑)

ところが今の世間の評価はどうなんでしょう?
セリーヌが逆転したと感じているのは私だけでしょうか?

マライアは彼女らしさという点で頂点にいっちゃっているわけですが、5年前の作品と最新作品で違いがほとんど感じられない...

おっと、非難するためのコラムではありません。失礼しました。 m(_ _)m

実は私、マライアキャリーの作品で好きなのはデビューアルバムだけなんです。
だからまたああいうアルバムを出してもらえないかと、ずーっと待っているのです。

デビューアルバムのマライアは単純にシンガーでした。
2枚目で「あれ?ちょっとやり過ぎちゃったんじゃない?」という自我が現れ、3枚目で確実にディレクターより大きな発言力を持ってしまったと思います。

彼女がすごいテクニックの持ち主であることは全世界が認めるところです。
もちろん私も。

でも私が聴きたいのは彼女の歌であって、テクニックをひけらかす世界観ではありません。

でも残念ながら、彼女をシンガー扱いできるディレクターはいないんでしょうね、きっと。

一方、セリーヌは今でもシンガーに徹しています。
今でもフランス訛りの英語です。
つまり彼女は一貫してシンガーであり続けており彼女を料理するディレクター、プロデューサーの手によって色んな魅力が引き出されています。

その方が安心して聴いていられますし、さらっと聴き流すことも出来ます。

...なんてことを考える自分がすごく嫌で、私は普段音楽を聴きません。
変なオチ。 m(_ _)m

2007年11月27日

アルセニオ・ホール

昨夜おかしな夢をみました。
私はなぜかお台場にいて、広場でイベントっぽいことが行われていました。
何だろう...と近づいてみると、アルセニオホールが登場し、アルセニオホールショーの収録が始まりました。

で、今回はアルセニオホールについて書いてみます。

私が初めてアルセニオを見たのは、エディマーフィー主演の映画 "星の王子ニューヨークへ行く" でした。
"セミ" という役を演じていましたが、見たことのない役者なのに存在感があってすごいと感心しました。

渡米後...
別に番組を観るわけでもなくテレビをつけながらゴロゴロしていたら、突然テレビに "セミ" が出てきました。
アルセニオホールショーです。

日本でいうと「さんまのまんま」的な感じで、ゲストを招きアルセニオとトークする番組でした。

わたしはすぐにこの番組のファンになりました。
超人気番組でしたので、出演するゲストも一流でしたが、アルセニオは話の広げ方とか無茶苦茶上手で、嫌味なく、観ていて不愉快に思うことはひとつもありませんでした。

お笑いばかりではなく、時には番組の冒頭で民衆に呼びかけるようなスピーチをすることもありました。

アメリカのショービジネスの人たちは自分の専門以外の仕事はしない風潮があります。
映画俳優はテレビドラマに出たがりません。
「映画で食えないからだ」と世間に言われてしまうからです。
「俺はこれ1本!」という仕事ぶりのほうが評価されるのです。

しかし、アルセニオは真のマルチタレントで、何でも出来て、何でもやりました。
もともとはコメディアンでしたが、映画、テレビドラマ、司会、トーク番組のゲスト...
あのヒョウヒョウとしたキャラクターで世間からの評価なんて関係ねぇぜって感じでヒョイヒョイやり抜けました。
そして、そのツッパリも敵意を感じさせない上等なものでした。

アルセニオホールショーは1989年1月にはじまり、1994年5月に終わったそうです。
どれだけ素晴らしい番組でも終わってしまうんですね。
アメリカであれだけメジャーになるとギャラも法外ですからしかたないですね。
そもそもアルセニオホールショーがはじまったのは、彼が同じ時間帯に他局でトーク番組のホストをやっていて、契約更改時に条件が折り合わず局を乗り換えたのがきっかけだそうです。

アルセニオ・ホール
右側がアルセニオです。

2007年11月26日

年の差婚

今朝のめざましテレビで年の差婚を取り上げていました。

このブログに何度も登場してくる "階下の女性" も年の差婚をした一人です。

私が帰国して2年くらい経った頃、突然何の前ぶれもなく「結婚しました」ハガキが届きました。
私も知っている彼氏とは別れてしまったことは聞いていて、それ以降、直前にもらっていた手紙にさえボーイフレンドのことなど一切触れられていなかったので大変驚きました。

どちらにしてもおめでたいことなので電話をかけてみると...

ご主人になったのは私と同い年で、知り合って1週間で籍を入れたとか...
軽い冗談のノリで、彼女の方から「市役所へ行こうよ」と言ったそうです。

彼女の正確な年齢は訊いたことがありませんのでわからないのですが、3年間おつきあいした中のあれこれをつなぎ合わせていくと、私のひとまわり上と思われます。

ということは、ご主人ともひとまわり違うことになります。
=年の差婚 ですよね?

アメリカ人は年齢を気にしないと日本では結構誤解されていますが、実際はそうでもないです。
要はどういう立場で知り合い、どういうお付き合いをしていくかで親子くらい歳の離れた友人が出来ることもあるという程度です。

基本的に社会に出ると、高校・大学の先輩後輩くらいの年齢差はあまり気にしないようですが、中年男性が青年に "Hey, kid..." というのはよくあること。
「若造に負けてたまるか」という中年の思いは日本と同じです。

で、年の差婚ですが、これも日本と同じで寛容な家もあれば、絶対に許さない家もあり、特に後者のこだわり度は日本の比ではありません。

家長が絶対的権限を持った家庭は日本以上に多いと思います。
そういう家では、結婚に本人同士の自由はありません。

私がよく耳にしたケースは、肌の色の違い、宗教の違いです。

階下の女性の場合、自分の両親とは絶縁状態で、ご主人の両親は「反対する時間もなかった」だそうです。

2007年11月24日

クチパク禁止令

私の在米中~あれは1990年か1991年のどちらかだったと思います~に、クチパク禁止令が出ました。
それ以前にアメリカのテレビ番組で歌手が出演する時はクチパクが主流でした。

どうゆう理由で禁止令が出たのかはわかりませんが、ミニヴァニリ事件がその発端だったのではないかと思います。

ミニヴァニリは黒人2人組のヴォーカルユニットで、グッドルッキングを売りにした、いわゆるアイドルでした。

この "Girl I'm Gonna Miss You" は大ヒットして、MTVで1時間に数回かかっているほどのへヴィローテーションで、FMでもすごかったです。
で、1990年にグラミー賞を受賞したのですが、その後実は彼らがクチパク(全く別のアーティストがレコーディングした)だったことが発覚し、グラミー剥奪!

記者会見が開かれ、全国放送のニュースで取り上げられたほど世間を騒がせました。
その席で「でも俺たちだって歌えるんだ!」と一人が立ち上がり "Girl, You know it's true" の歌いだし部分を披露...
...ひどかったです。
記者もドン引きでした。

そもそもグラミーの受賞がなかったら、あのようなことにはならなかったと思いますが、あまりにも世間を騒がせてしまったためか、グラミーの威厳を守るためか、テレビ出演時のクチパクを禁止すれば、クチパクアーティスト撲滅に繋がると考えたのでしょう。
そうは言っておりませんでしたが、タイミング的にミニヴァニリ事件が関係ないとは思えません。

さて、禁止令が出て最初にテレビで生歌を披露したのは、べリンダカーライルでした。
「おっと、これはヤバイ」と音楽関係のマスコミが騒いだことからすごく注目され、私もその番組を観ました。
全米が注目する中、ムチャクチャ緊張したと思いますが、レコードとさほど変わらないパフォーマンスを披露しました。

しかし、その後またクチパクOKになったらしいですね。
サウンドチェックやら、リハーサルやらで実演はすごく時間、手間、お金がかかりますから、テレビ番組の制作側としてはクチパクのほうがいいに決まってます。

では、ミニヴァニリの大ヒットチューンをもうひとつ。

2007年11月23日

ダイエット

アメリカでは太っていると管理職になれない...
そう言われだしたのは私がアメリカにいた頃だったと思います。

初めて聞いたときは私も若くてガリガリでしたから、無責任に賛同したものでした。

しかし、今になって自分もそれなりに脂肪をためこんでくると...
あのときの自分はごめんなさいって感じです。

管理職はそれなりに責任ある立場で、仕事だけでも大変なのに、そのうえ自分の身体も管理するなんて、とても大変なことです。

しかしアメリカではどこからが肥満なのでしょうか?
現在のアメリカ人男性の平均身長は175cm、体重は86Kgだそうです。
私はこれに比べるとスリムな方ですが、日本の健康診断では体重を減らすよういつも言われております。

どちらも人間なのにキャパシティが違うというのはどうも腑に落ちません。
今週のオーマイNYで佐野さんがダイエット目的のダンス教室を紹介していてそんなことを考えました。

2007年11月17日

ビバリーヒルズ 90210

在米中にドップリはまったテレビドラマがありました。
「Beverly Hills 90210」です。
確か木曜日だったような...

日本でも放送され、友近となだぎ武がネタにしていますから、結構たくさんの人がご存知なのではないでしょうか?

日本では「高校白書」「青春白書」とサブタイトルがついていましたが、アメリカでは「ファーストシーズン、セカンドシーズン、...10まで」(シーズン1、シーズン2 だったかな?)という言い方をされていました。

実は第1回放送から観ていました。
シンプソンズの後で放送されていたので、そのままテレビをつけていたら始まって、はまってしまったわけです。

90210はドラマの舞台となったウエストビバリーの郵便番号で、いわゆる「ビバリーヒルズ」とは違って超セレブではないということろをアピールしたかったようですが、登場人物の親は一様に成功した人たちで十分にリッチに見えました。

プエルトリコ出身の歌手志望の友人がいまして、彼はある日突然に「俳優を目指す」といってロスアンゼルスに移住してしまいました。
その彼から「ビバリーヒルズ 90210」に出演したと連絡があり、観てみると学校カフェテリア内の生徒Aみたいな役で出ていたのも思い出の一つです。
もちろんセリフはありませんでしたが、友人として誇らしく思いました。

さて、その「ビバリーヒルズ 90210」で挿入歌だったジェレミージョーダンの "The Right Kind of Love" が大好きで何百回聴いたかわかりません。
こちらでアルバムの試聴ができます♪
Try My Love / Jeremy Jordan
"Wanna Girl" もシングルカットされました。

なんともまとまりのない文章で申し訳ありません。 m(_ _)m

実は「東方神起」のシングルで Shine という曲を聴いたとき、「何じゃこりゃ? 日本版ジェレミージョーダンじゃん!?」と驚きました。
15年前にこの曲がリリースされていたら誰もがそう感じたと思います。

更に驚いたのは「東方神起」が韓国人のグループだってことです。

あの...
文句を言ってるんじゃないんです。
懐かしくて、身体がかたまってしまったので、ついご紹介したくなりました。
「東方神起」を検索してここにお越しいただいた人も、ジェレミージョーダン聴いてみて下さいね。

2007年11月15日

がんばれ!キャブドライバー

何でもイエローキャブにクレジットカードの読取装置とGPSの取り付けが義務付けられるとか...

日本のタクシーは民間企業ですが、イエローキャブを管理しているのはニューヨーク市で、ライセンスを持つドライバーは一日いくらで市から借り受けています。
その賃借料とガソリン代以上を売り上げてはじめて収入になるのです。

よってクレジットカードの読取装置とGPSの取り付けを決めたのはニューヨーク市なわけですが、それが利用者にとってどんなメリットになるのでしょうか?

GPSのモニターは後部座席でも見れるようになるそうですが、今自分がどこを走っているかを知りたい利用者がどれだけいるでしょうか?
アメリカは自由の国で、基本は多数決です。
過半数の利用者がそれを知りたがっているとはとても思えません。

それらを取り付けるい事によって運賃が値上げされるとなれば、即却下ではないでしょうか?
それでも計画が進んでいるのは、利用者にエクストラの負担がないからという気がします。

要はドライバーのズルを許さないクリーンな運営という建前でしょうが、その裏で多額の賄賂を受け取る者がいるのでは?と勘ぐってしまいます。

イエローキャブは約13,000台で、これらの取り付けにかかる費用は1台当たり約5,000ドルだとか...
65,000,000ドル(120円換算で78億円!)のプロジェクトですよ!

で、そのお金をどうやって回収するかといいますとドライバーへの賃借料が値上げされるようです。
ますますズルをしないとドライバーは生活できなくなるのでは...?

これって、不景気な国で暮らす者の「ひがみ」でしょうか?

2007年11月 9日

透明人間

英語キャラな自分と題して連続で書いておりますが、今朝のめざましテレビ「エビバディ ニューヨーク」で驚きの映像を見たのでちょっと寄り道させていただきます。 m(_ _ )m

グランドセントラル駅で異色のファッションショーが開かれたそうです。
映像マジックによるバーチャルファッションショーで透明人間が洋服を着てステージに立つ感覚です。

服を着たモデルで3D撮影した映像からモデルの肌が出ている部分、髪の毛を削除し、あたかも透明人間がそこに存在するかのような映像をつくりあげておりました。

アメリカ人らしいといいますか、なんとも奇抜なアイデアに驚きました。

それ以上に驚いたのはショーを見た市民の感想です。
「モデルがいないから興味が服にフォーカスされて良い」というのです。

私は前職でジュエリーのネットショップの運営を担当しておりましたが、ショップをオープンしたばかりの頃「装着イメージがないと買いにくい」というご意見を山のように頂戴し、私がモデルになるわけにもいかず、女性のアシスタントをつけてもらいました。

日本でも近い将来「モデルは要らない」という声が聞こえるようになるのでしょうか?

現実問題として、MIDI(電子楽器をコンピュータで制御する技術)がある程度進歩した80年代後半、特にドラムマシンが人間のドラマーにとってかわる時代が来るなんてほとんどの人が思っていませんでした。
ところがその10年後には、レコーディングで人間のドラマーを使うことはとても珍しいことになりました。

この変化の裏には技術の進歩より発想の転換がありました。

最初はみんな機械を人間に置き換えようと考え、メーカーもミュージシャンもドラムマシンに人間味を持たすことに重点を置いて開発、使用していましたから、そこには自ずと限界があり、所詮機械は機械という人間優位の公式がありました。

ところが、機械の能力を高めていこうとする流れに逆行する発想が出始めました。

機械だからこそ出せるグルーヴがあるという考え方です。
開き直りですね。(笑)
機械を進歩させるより、使い手が機械の使い方を研究したほうが良いという発想でした。
ハウスミュージックの世界でひとつの形が出来上がり、マドンナなどのビッグアーティストたちがこぞってそのサウンドに乗っかり完全に市民権を得るに至りました。

日本でもTKがブームになりましたよね。

さて、話を戻しますが...
この透明人間のファッションショーも超メジャーブランドが採用し、見る側が質感の再現などの点で「これで良いじゃん」と思う時がくればそうなっていく可能性は十分にあると思います。

メリットは多少のスペースがあれば、世界中どこでもショーを開催できるようになるところ、しかもコストが圧倒的に安く、毎回同じクオリティのショーを見せることができるということ。

モデルの体脂肪率問題もありますし、意外にそのときは早く来るかもしれませんね。

2007年11月 5日

謝罪にも文化の違い!?

このところ、ニュースを見ていますとやたら企業の代表者が頭を下げています。

今日のテレビ番組で1冊の本を紹介しておりました。
日本と欧米の謝罪に関する文化の違いについて書かれた本だとか...
その本には「欧米では他人に対して謝罪する気持ちはなく、神様に許しを請うための行為である」というようなことが書かれているそうです。

私はこれに同意できませんので、自分が見た範囲で思うところを書いてみたいと思います。

欧米では「誤解」と「謝罪」を区別しているように思います。
「誤解」にたいしては「説明」をします。
一方「謝罪」は本当に「自分」(=個人)が悪いと認めた場合に行われるのかも知れません。

日本では「誤解」に対しても「誤解を生むようなことになってしまい申し訳ない」と「謝罪」するところがあります。
欧米のように「誤解」にたいして「説明」を行うと、これを言い訳として捉えマイナス色が濃くなります。

企業の場合、簡単に自分たちの非を認めるわけにはいかない点は日本も欧米も同じです。
しかし、実際には対応に違いがあります。

アメリカの話...
マクドナルドは、コーヒーが熱かったと告訴され、数億円の賠償金を支払ったことがありますが、そこに謝罪の気持ちがあったかは多くの人たちにはわかりません。
企業にとっての謝罪とは賠償金を支払うことという見方もあると思います。
要は欧米では賠償金を支払う(=社会的ペナルティを受ける)ことで、許されるところがあり、謝罪行為より責任のとり方が問われる文化になっていると思います。

日本の場合、代表者が頭を下げるという行為が重要視され、その謝罪行為が人々の心を打つものであればそれだけで許されてしまうところがあります。

そこに文化の違いがあり、「欧米の企業は謝罪しない」というのは日本の文化を尺にした一方的な見方であり、間違いではないでしょうか?

さて、個人の場合ですが...
個人は謝罪しますよ、普通に。
私が見たテレビ番組の解釈に問題があるのかもしれませんが...
先述の本のように、他人に対して申し訳ない気持ちはないというのは大きな間違いです。

神に許しを請うのは「懺悔」であり、「謝罪」ではありません。
私が知る限り、それぞれが存在しています。

2007年11月 2日

日本から持っていくお土産

このブログに何度も登場していただいている「階下の女性」は当時独身でしたが、今は中学生の娘を持つ母となり、ペンシルバニアに購入した戸建で暮らしています。

2000年にニューヨークに行ったときには彼女のリクエストにより、ポケモングッズをお土産にしました。
当時小学校低学年だった娘に喜んでもらおうと、学校に持っていけるものからチョイスし、ノート、鉛筆、消しゴムなど実用的な小物をたくさん持っていきました。

多分彼女は学校でしばらくヒーローになれたことでしょう。
何しろ日本語が書かれたポケモングッズを持った同級生はいなかったはずです。

しばらくして...

去年はじめごろだったと思います。
階下の女性の娘から突然に荷物が届きました。
中身はあえて書きませんが、彼女が自分の小遣いで買ったんだろうなと思わせるものが数点入っていました。

早速礼のメールを入れました。

すると...

「お返しに欲しいものがあるらしい」と階下の女性から返事がありました。
「アニマが欲しい」というのです。

電話なら「何それ?」と簡単に訊けますが、メールだと一往復しないと答えが返ってきません。
それも面倒だと思い、じっくりと考えてみました。
「アニマって何だ?」

「アニメか!?」

娘と友達の間では「ANIME」を「アニマ」と発音するのでしょう。
「E」は「アに近いエ」ですから。

で、アニメのことを知らない階下の女性は「ANIMA」と綴ったに違いないと思いました。

メールは「もうポケモンの歳じゃないよね。どんなのがいいの?」と返しましたところ、「ポケモンは卒業したわ。もうちょっと年齢が高い子向けのもので、特に希望はないそうよ。」ということでした。

ちなみに「ポケモン」は「ポキモン」と発音するようです。
「E」だから「ポカモン」かと思いきや...

私は特にアニメの趣味があるわけでもないので、何がいいのやらよくわからず、ストレートにコミック本か?と楽天ブックスでそれっぽいものを検索してみました。

「交響詩篇エウレカセブン」というものを、当然ストーリーもわからぬまま1巻~3巻購入し、届いたときに一応中身をパラパラ確認したうえで送ってあげました。

10日ほどして、階下の女性からメールが来ました。
そこには、娘がとても喜んだこと、友人を家に連れてきて自慢げに見せヒーローになったこと、あの本で日本語を勉強すると言っている、などなどこちらが恐縮してしまうほどの喜びが綴られていました。

日本のアニメってすごいですね。

子供がいる家庭へのお土産にはアニメグッズが喜ばれますよ♪