2007年8月11日

住人の権利

このブログに多々登場している「階下の女性」ですが、実は私がアパートに入居する前は私の部屋に住んでいました。

彼女が払っていた家賃は私が払っていた額の 1/4 !
理由は15年もの間住んでいたからです。
1970年代半ばにはそれが相場だったんだと思います。

そりゃあ家主も何とかしたかったでしょうね。

ある日家主がこう言ってきたそうです。
「この部屋を改装したいんだけど、この間空いた下の部屋に移ってくれないか? 家賃は据え置きで。」

彼女は了承し、4階から3階へと移りました。

この話を聞いたとき、日本より住人の権利が尊重されているんだなと感心しました。
この女性に出て行ってもらえば、現行の家賃で2部屋貸せるわけですから、少々彼女にお金を握らせてもすぐに取り返せるはずです。日本ではきっとそういう方向で話が進むと思ったからです。

なかなか入居希望の無い田舎であればわかりますが、そこはマンハッタン。いくらでも借り手はいるはずです。
よくわかりませんが、そうできないきめ細かい法律で住人の権利が認められているのでしょうね。

2007年8月10日

海外生活 中級者編 食生活 その1

こちらにまとめ編をアップロードしてありますので、どうぞ♪

前回のエントリーの続きですが、タイトルが中級編になりました。
そうです。
「出前を取る」という行為は私の中では中級に値します。(笑)

あたって砕けろでピポパした私。

「○○中華レストランです。」
「出前お願いします。」(Delivery, Please. と言いました。中1の1学期レベルですね...)
「はあ?」

ここでちょっと脱線します。
中国人(メインランドから来た人たち)は本当に「はあ?」と言うのです。
どんな場面でも、誰に対しても「はあ?」です。
「はあ?」に相当する英語を使うわけではなく、この文字を読んでいただいたとおりに(性格には「あ」が少々鼻にかかりますが)発音します。そしてそのときの表情が一様に「え~っ?わかんね~よ」と顔に書いたかのような感じです。
最初は誰でも「はあ?」と言われるとイライラすると思いますが、そのうちに場慣れします。(させられる?)
脱線ここまで。

...そっか。発音が悪かったかな。
気を取り直して「出前をお願いします。」(もう一度、ただし発音に気をつけて Delivery, Please.)
「ご注文は?」

よっしゃ☆

「チキン with ブロッコリー をお願いします」
「他には?」
「要りません」
「当店のミニマムオーダーは8ドルです」

な、なんと?
~そういえば、メニューのどこかに8ドルがどうのこうの書いてあったな...

あせった私は...
「じゃあ、フライドライス」
~何言ってんだ?なんで白米がついてるものを頼んだのにどうしてよりにもよってチャーハンなんだ!?

「他には?」
「要りません」

「住所は?」
「○×□△」

「Thank you♪」

電話を切り、落ち込みまくる私...

15分ほどで料理が届きました。
会計が9ドル弱だったので、10ドル渡して「おつりは要らないよ」(Keep the change. って言います。)

このときの中国人配達係は本当にうれしそうな顔をします。
日ごろメインチャイナ出身の人たちはほとんどニコリともしないので、チップをもらったときのウレシそうな表情はすごく印象的です。
彼らはそんな時、当時の私のような若造にも「Thank you, sir.」...なんと「サー」呼ばわりです。
(尊敬語というか目上の人に対して使います)

話を戻して...
単に6ドル弱の「チキン with ブロッコリー」が食べたいだけのことなのに、出前を取ると10ドルの支出を余儀なくされます。これではそうそう頼めません。

よってそれ以降は3回店へ、1回出前というパターンでした。
考えてみれば、私がニューヨークで一番食べたのは「チキン with ブロッコリー」だったのですね。
次いでキャンベルの缶スープ、ピザ...

今の年齢でそんな食生活をしていたら即病気になるでしょうね。
若さってすばらしい!

2007年8月 9日

海外生活 初級者編 食生活 その4

こちらにまとめ編をアップロードしてありますので、どうぞ♪

前回のエントリーの続きです。

いつもの少女がいないことを確認し「ヨッシャー」と更に勢いづいた私。
「フライドチキン with フライドライス ください。」

B5サイズくらいの容器に目一杯詰め込まれたチャーハン。その上に油で素揚げした鶏のもも肉。
超ガテン系のランチです。

お店があるアムステルダムアヴェニューから、数ブロック歩き、リバーサイドパークへ。
街中の喧騒が嘘のようなリラックスした場所で、私のお気に入りスポットです。
ベンチに腰掛け、ハドソン川のゆるい流れを見ながら食べる弁当は最高!

さて、弁当の話...
フライドチキンは単品で食べたことがあり、チャーハンも食べたことがあったので、失敗はないはずでした。ところがこれは失敗だったのです。組み合わせが悪かった...
すごい量なのに、すごい油...
何とか最後まで食べきりましたが、その日は夕食を食べることができずに、ずっと気分が悪かったです。

「やっぱ チキン with ブロッコリー か...」

とにかくあのお店のブロッコリーの火の入り具合が絶妙でして、しっかり熱が入っているのにシャキシャキした食感がたまらなく好きだった私は、その後いろんなブロッコリーシリーズに挑戦しました。

ビーフ with ブロッコリー、 シュリンプ with ブロッコリー ...
でも、それぞれ味付けが違い(ビーフはしょうゆ系、シュリンプは塩系)、どれも チキン with ブロッコリー には及びません。
ソースがしっかりからまったブロッコリーのアフロ部分がまたひとつのハイライトだから、ソースの味は重要です。

「こまった。困った。コマッタ。 結局 チキン with ブロッコリー かよ。」

「ここは、いよいよ出前に切り替えていくしかなさそうだ。いやいや、前からわかってはいたんだけど電話で何て言ったらいいのかがわからなかったから買いに行っていただけ。あたって砕けろだな...」

~後日~

ピポパポ...

続きは次回。

2007年8月 8日

海外生活 初級者編 食生活 その3

こちらにまとめ編をアップロードしてありますので、どうぞ♪

ピザ以外に気になりつつもなかなかトライできなかったものがもう一つありました。
中華です♪

私の場合、中華料理に広東、四川、北京など...種類が色々とあるということを知ったのはニューヨークででした。そして自分は広東が好きだということも知りました。

私が興味を持ったのはレストランといえばレストランなのですが、いわゆる着席してオーダー取りに来て...といったレストランではなくて、もっとファーストフード寄りの持ち帰りや、出前中心のお店でした。いわゆるレストランはそこそこ値段がします。チャイナタウンならともかく、私が住んでいたアッパーウエストサイドの中華レストランはこじんまりした4席のテーブルに白やピンクのテーブルクロス、机上ローソク...といったデート仕様のお店が多く、中華らしい円卓を置いたお店はありませんでしたから、そんなお店で一人メシなんてする気にもならず、一度利用しただけでした。

さて、話を今回のトピックであるファーストフード寄り中華に戻しましょう。

初めて食べたのはもう何度も登場しているアパートの階下の女性の部屋を訪ねていたときのこと、夕食どうする?という話になり、出前を取ろうってことに。...っていうか、当時私は「which one」と訊かれて「yes」と答えていたらしいので、ほとんど彼女が決めたんですけどね。

ピザ、コーヒーショップ(バーガーやサンドイッチを配達していました)、中華のメニューがあり、どれがいい?と訊かれた私は中華を選択。
でもメニューの中から何を選べばいいのやら、よくわかりません。
膨大な種類の中からシンプルな「チキン with ブロッコリー」を選んだのはチキンもブロッコリーも得体が知れたものだったからです。

彼女は受話器を持ち電話を始めました。
「cv中オk、l。;いう8yfrrgふいjkljbvctr」
...
「Thank you.」

あーっ!
メニューなんか見てる場合じゃなかった。
彼女が何て言って注文したか聞いていなかった。
しまったー!
自分が注文するときに困る~ (x_x);

その場で訊いて教えてもらえばよかったんですけど、そうしませんでした。
またこんな場面があるだろう...と思ったからです。
訊かぬは一生の恥ですね。結局そんな場面はもうありませんでした。

10分ほどで料理が届きました。
映画で見たことがある白い紙製の容器に入ったおかずとご飯。
(それぞれ別の容器に入っています)
ふたを開けてみると、今にもこぼれ落ちそうなほど目一杯詰め込んであり、近くのお店から持ってくるのでアツアツです。

ウマソー♪

一口食べて私は「チキン with ブロッコリー」の虜となりました。
その後最低でも週に一度、多いときは週に三度は「チキン with ブロッコリー」でした。
お店に行って、店員が私の顔を見ると注文しなくてもオーダーを通してくれました。
時々それが悔しくて、「フライドチキンもね」(笑)

そのうちにお店に行くのが恥ずかしくなって、1ブロックとなりにあったお店に浮気するも味が合わずに(正妻は広東、浮気相手は四川だったので同じ「チキン with ブロッコリー」でも味が違うわけです)出戻ることに... そんな私の浮気を知ってか知らずか、アルバイトらしき少女店員はいつもの笑顔で迎えてくれて、またオーダーを聞かずに調理場に大声を張り上げます。

「オーダー訊いてくれよ... 今日はお腹が空いていてラージを頼むかもしれないじゃん...」

ある日、私は一つの決意を持っていつもの中華屋へ。
前回ランチを買いにとき、隣のヒスパニック系且つガテン系の兄さんが注文していた「フライドチキン with フライドライス」がすごく美味しそうで、「次はこれだ~!」と決めていたのです。
お店に着く。
いつもの少女はいません。 「ヨッシャー!」

続きは次回...

2007年8月 4日

オーストラリアの自動車普通免許証取得

今や情報収集はもっぱらインターネットですよね。
で、今ウェブ上にオーストラリアで免許証を取得する際の情報がどれだけあるのかとググってみました。
結果は…

結構たくさんの情報がヒットしましたが、どれもマニュアル的というか、どこかから引用してきました的なものがほとんどで、私が当時本屋さんで調べたのと同じようなものです。

マニュアルとして最も信用できるのは 在シドニー日本国総領事館ホームページ だと思います。ここに書かれていることが正解です。
…正解なんですけど、正解が常に世間に通用すると思わないことが大切です。

実際は前回のエントリーで書いたものが現実。
国際免許証は「限りなく無意味に近いもの」として扱われたのが現実です。

なぜだと思いますか?

例えば…
日本の有効な免許証を保持しているものは、免許証の英訳した書類と、パスポートを持っていればOKとか…
これを真に受けないようにしてくださいね。
法律上そうなっているかもしれませんが、現場では通用しません、きっと。

理由は…
こういう取り決めは常時アップデートされているのですが、在シドニー日本国総領事とRTA(Roads and Traffic Authority -陸運局-)の間で行われており(ここではあくまでも免許証に関する話です)、つまりそこで決まったことが現場を取り締まる警察官にまで下りていかないからです。

在シドニー日本国総領事館ホームページに「日本の免許証穴あけ問題」の記事があります。RTAの職員にすら周知徹底されていないことを在シドニー日本国総領事館自体が把握しているのが現実なのです。

もちろん法律で決まっていることは絶対です。なので最終的には認められると思いますが、そこまで持っていく労力、時間をどれだけ消耗するか…ましてや英語が普通に使えない状況でしたら尚更です。

法律がこうだから…と突っ張らずに、渡豪後すぐに免許証を取得してください。

これは、1993年に私がシドニー(ニューサウスウェールズ州)で体験した実話です。
当時と今では状況が随分変わっているようですが、また州によって違う面もありますので、あくまでもひとつの参考として受け流してください♪

免許証を交付するのは「RTA」です。
シドニーのRTA事務所は、私が勤めるオフィスから徒歩3分程度のところにありました。

まずは筆記試験をパスしなくてはなりません。筆記試験といいましてもRTA事務所にボタンが三つついた機械が設置してあって、モニタに映し出される問題に答えていくものです。

問題集は買わなくてもよかったです。
RTA事務所に練習用機械(本番に使用するのと同じもの)が設置されていて、並べばこれを使えましたので、しばらく通って問題と答えを覚えました。
もちろん英語ですが、日本の問題のような「引っ掛け」はありませんので、最初はさっぱりわからなくても同じ問題と答えが何度も出てくる間にわかってきますし、反射的に答えを押せるようになります。

何問中何問正解で合格だったか覚えておりませんが、ほぼ満点じゃないと合格できなかったと思います。

私は2度目のチャレンジで合格しました。

筆記に合格すると仮免許となります。
仮免許を取得すると、免許証を持った(何年以上といった決まりがあったと思います)人に助手席に乗ってもらって公道を走ることができます。

実技試験は「クルマ持込」で行われます。
アポイントをとって、指定された日時場所に出向きます。
試験は公道で行われ、駐車、坂道発進なども含まれます。
さすがに実技は一発OKでした。

残念ながらどうやって免許証を受け取ったか覚えておりません。 (^ ^);
郵送だったか、RTAに取りに行ったか…
記憶がすっぽり飛んでおります。
ごめんなさい。 m(_ _)m