学校の英語の授業で習いました。
「コーヒーとか紅茶の単位を表すときには、カップオブコーヒー、カップオブティーと言います。」と...。
ニューヨークに到着した日に行ったレストランで、サンドイッチとコーヒーをオーダーしました。
サンドイッチはさっぱりわからなかったので、メニューを指差し「this」とオーダー。
そして、"and a cup of coffee."
しばらくたって...
誰も "cup of coffee" なんて言っていないことに気付きました。
他人がどうやってオーダーするかを観察してみると...
"Coffee"
"Coffee, please"
"Can I have a coffee?"
"Could I have a coffee?"
"May I have a coffee?"
"I'll have a coffee."
"I'm gonna have a coffee."
などなど、場面による違いもありますが、まあ色々です。
そりゃ、日本語だってたくさんバリエーションありますから当然のことですが、結論として学校で習った "cup of coffee" は日常的なものではありませんでした。
さて、レストランでコーヒーを注文するとブラックで出てきて、ミルクと砂糖が別に用意されますよね。
でも、デリなどのテイクアウトを利用するときに上の例文のようにオーダーすると、店員さんがこう言います。
"How you like it?"
"How would you like?"
"How would you like it?"
"How would you like your coffee?"
"Milk and sugar?"
紙コップにふたをして持たせてくれるデリでは、ミルクと砂糖を希望のように仕上げてくれます。
だから訊いてくるわけですが、ファーストフード店のようにミルクとスティックシュガーをつけてくれるものと思い込んでいると、質問されている意味がわからないですよね。
"Milk and sugar?" と聞かれれば、質問内容はわかりますが何と答えましょう...?
ここで "Yes, please." なんて言ってしまうと、店員さんに「ったく、勘弁してよ~」という顔をされてしまうかも。
どうして欲しいのかを訊いているのに、「はい」と言われても答えになっていませんからね。
"1 milk 2 sugar."
そんなのでOKです。
1とか2とかはスプーン何杯ってことですが、実際にスプーンで量って入れてくれる店員さんは見たことありません。
皆勝手に自分流1、自分流2と気持ちで量っています。
順番はミルクが先で砂糖が後という暗黙の了解があるようで、"Sugar and milk?" と訊かれることはまずありません。
また、1、2 を single, double ということもできますがその場合は、後ろにmilk、sugar をつけず "Double, double." といった具合に使います。
ブラックで良い場合は、
"I would like it black."
"Make a black."
"Just black."
などと言えばOKです。
なので、最初から "Can I have a black coffee, please?" と言ってしまえばお互いの手間が省けるってものです。
また、デリで顔を覚えられると "Coffee, thanks." でOK。
日本語の「いつもの」って感じで通じるようになります。
さて、私が帰国した後の話ですが、スタバなどのコーヒー専門店がブームになり、アメリカでの様子も変わったようです。
コーヒーもデジタル時代突入か?って感じですが、自分でミルクを入れるつもりの人は、注文時に "Coffee with room of milk." なんて言うようです。
たっぷり入れないでミルク用のスパースを開けといてね!ってことだそうで...
ちなみにオーストラリアではミルクを入れたコーヒーのことを "White coffee" って言っておりましたが、カプチーノを好む人が多く、エスプレッソ、カプチーノはどこのお店でも用意しているので、観光で行ってもまず耳にすることはないでしょう。