留学生が帰国後に直面する現実
先日ただテレビをつけ、パソコンに向かっていると面白い番組が始まり、思わず手を休め真剣に見てしまいました。
ボルネオ島にオランウータンの保護施設があって、怪我をして治療が必要なオランウータンや育児放棄にあった小猿なんかの面倒をみて、いずれは森に返してあげるのが目的です。
そのテレビ番組とはフリーター版オランウータンのそれで、フリーターから卒業したい人たちと、彼、彼女らが通う~正式名称は忘れました~社会人養成塾(実際には企業です)を紹介するものでした。
その中で、留学をした女性がいました。
彼女のプランでは留学し、帰国後英語を活かした職業に就くことになっていましたが、現実は彼女のプラン通りには進みませんでした。
そこで彼女が選んだのがアルバイト生活でした。
選んだというよりは、その現実を受け入れるしかなかったのです。
彼女はインタビューでこう言っていました。(私の解釈が混じっています)
留学前は同級生と同じラインに立っていた。
帰国すると同級生たちは社会人として生活していて、ボーナスをもらっていました。
たまに会って食事をすると、「ボーナスでたから今日は奢ってあげるよ」なんてケースがではじめました。
そのとき彼女は自分が同級生たちからおいていかれた感じにショックを受け、このままではいけない、人生巻き返すんだと入塾したわけです。
実は私にも似た経験があります。
5年弱もの海外暮らしで、自分なりに充実した時間を過ごしてきたつもりでしたが、帰国後すぐに同級生が結婚し、マンションを買ったと聞いたとき、生まれて初めて人生に焦りを感じました。
そのとき自分は日本での社会人1年生で、営業のルールなんかを教えてもらっている状態... 貯金ゼロ...
かたや同級生は良きパートナーを得てマンション購入ですから、大きく差をつけられた気持ちでした。
海外に飛び出した自分の決断が間違っていたのでは?と、後悔にも似た気持ちになったのは正直なところです。
でも、今自分が思うことは他人の人生と自分の人生を比較するのはつまらないということです。
負け惜しみや開き直りではないですよ。(笑)
自分が留学している間に社会人として同級生たちに遅れをとってしまうのは紛れもない事実です。
留学ガイドブックの1ページ目に必ず書かれていなくてはいけないほど明白です。
私がそのときに焦りを感じてしまったのは、人生設計ができていなかったからです。
同級生たちと自分の位置関係ばかりが気になり、自分がどういう仕事をして、どのように生きていくのかという部分はほぼ白紙状態だったからです。
はっきりとした人生設計はないけど、とにかく留学したいという人は学校を卒業する前に休学して実行してはどうでしょうか?
社会に出るとき、新卒のほうがチョイスの幅が広いです。


