アメリカ人と俳句
ちょっと日本贔屓なアメリカ人は俳句の存在をご存知のようで、この人たちは日本人なら誰でも俳句を読むと思っているようです。
同じ日本人でも「大阪の食卓には毎日たこ焼きがあがる」と思っている人がいるようですし、それを思えば不思議ではありませんね。
在米中に3人から初対面のときに「日本人なの?俳句知ってる?」と言われました。
一度目のときはつい「知ってるよ」と言ってしまいました。
すると、~相手は女性でしたが~「今ここで一句考えましょうよ。」
"ゲーッ!!" と思いましたが、NOと言う勇気もなく付き合わされるはめに...
「日常的なことがいいわよね。」
「そうだね。」
「こんなのどう?
"Trying to diet, trying to diet harder, still in the middle."
(ダイエット 繰り返しても 肉おなか)
アッ八ッハッハ~ これ最高だわ。気に入ったわ。」
と言ってもう一度繰り返す...
「どう?気に入った?」
「うん。最高だね。」 ←大うそつき
それって、俳句じゃなくて「働けど働けど我が暮らし楽にならず...」のバッタもんじゃないですか?
しかも肝心のオチがない...
さっぱりわかりませんでした。
何が面白いのか...
俳句ってよくわかんないけど、もっと奥深い世界を表現して、自分に染み込ませていく楽しみを味わうものと思っていた私にとっては、むしろ日本の文化をバカにされたような気分になりました。
そして、今度俳句のことを聞かれたら「わからない」と一言で片付けてしまおうと決心しました。
ところが...
学校の授業で先生がこう言いました。
「このクラスには日本人の生徒が多いので、今日は英語で俳句をやってみましょう。」
数分の考え時間が与えられ、発表タイムに...
「誰が発表しますか?」
「...。」
「仕方ないわね。katz どう?」
例の "Trying~" が頭をグルグルまわって、新しいものなど考えられなかったので、白紙状態だったのですが...
何を思ったのか私はこう言いはじめました。
"Trying to diet, trying to diet harder, still in the middle."
結果は "ヤヤうけ" しかも先生だけ。
当然の結果です。
やはり面白くなかったのです。
そういうわけで、あと2回の「俳句知ってる?」に対しては "NO" と一言で片付けさせていただきました。
日本の文化を尊重していただいていることはありがたいのですが、これって逆の立場で例えるなら...
「アメリカ人なの?ハンバーガー大好きだよ。」
「そうなんだ?」
「ちょうど今からハンバーガー食べようと思って買ってきたところなんだ。よかったら一つあげるよ。」
と、紙に包まれたバーガーを渡す。
「ありがとう。」
「うん。遠慮しないで食べてね。」
アメリカ人、包みを開ける...
「え?これ何?」
「これライスバーガー。和風ハンバーガーだよ。あっはっはっはっ。」
「まじかよ。 パクっ。 しかもキンピラかよ!」



コメント
え!俳句って・・・
英語で俳句ですか????
それとも、日本通だから日本語で・・・??
英語でやるとしたら、、俳句の意味ないんじゃないですかね~?
だってまず音のリズムが・・・・。(ってそれしか知らないケド)
あと季語も要る??オチも要るんですか?(笑)
私はいまだかつて訊かれたことありません^^
訊かれたら、嗜んでおりません、と答えることにします^^;
Posted by ゆぶ at 2008年2月12日 11:12
ゆぶさん、こんにちは!
はい。英語で俳句なのです。
ちなみに五七五の数え方ですが、この例文だと、こうなります。
"Trying to diet, trying to diet harder, still in the middle."
トラ - イング - トゥ - ダイ - エット トラ - イング - トゥ - ダイ - エット - ハーダー ス - ティル - イン - ザ - ミドル
そうすね。
関わらない方がいいと思います。(笑)
Posted by katz at 2008年2月12日 15:20
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