ものとり被害
"コトン"
誰かがそっとドアを閉める音がして私は目覚めました。
外は結構明るくなっていましたが、私がめざましをセットした時刻にはまだまだ余裕がありました。
「...なんじゃ?」
部屋に人の気配は感じられません。
私は布団から出てリビングを見回します。
「...なんじゃ?」
玄関のドアをチェック。
「...鍵あいてる。」
昨夜鍵をした記憶を呼び起こします。
「たしか寝る前に鍵確認したよなぁ...。」
もう一度リビングを見回します。
特に荒らされた形跡もなく、盗られたものもなさそうです。
「...なんじゃ?」
私は鍵をかけ、布団に戻りました。
しばらくて、私は何かが近づいてくる気配を感じました。
「...ん?」
うっすらと目を開けると、そこには銃口が!
なんて、ニューヨークではありそうな話ですが太字部分は冗談です。
ごめんなさい。 m(_ _)m
布団に戻ったところまでは本当の話です。
いつものようにめざましで起きた私は、さっきの出来事を整理してみました。
「確かにドアが閉まる音がした。でも人が入った形跡はないし、カネメのものもなくなっていない。しかし玄関の鍵はあいていた。」
「ということは、誰かが入ってきて、出て行った。」
私の部屋は最上階でした。
小さなBBQパーティが出来るくらいのテラスがついていて、それがこの物件に決めた理由のひとつでした。
ところが、これこそが誰かが侵入した原因だったのです。
ニューヨークのアパートの多くはこの写真のように建物同士がピッタリくっついていて、高さも大体揃っています。

なので、以前に書いた「ニューヨークのアパートのセキュリティ事情」という記事の私のように、誰かもわからず人をアパート内に入れてしまうと、その建物の屋上に出て、あとは屋上伝いにいくつものアパートに侵入できる可能性があるのです。
このとき侵入した犯人は屋上伝いにやってきて、テラスから私のアパートに侵入。
鍵を開けて出て行ったのです。
間違いありません。
その推理には絶対の自信があるのです。
なぜなら...
「私がテラスのガラス戸の鍵を掛けていなかったから~っ!」
入られて当然です。
(´。・_●・`) 反省...
出掛けようとしたとき、昨夜書いた日本にいる友人宛の手紙がみつかりません。
いくら探しても見つからないので、あきらめて出掛けました。
きっと犯人が手紙を踏んでしまったとか、証拠を残してしまったから持ち去ったのだと思います。
その手紙を投函してくれるくらいの愛嬌があっても良かったと思うのですが、手紙が友人宅へ届くことはありませんでした。
ここで、チャンチャン♪と終わるわけには参りません。
あの日、たまたまテラスのガラス戸の鍵を閉め忘れたから侵入されたわけで...
よく考えてください。
しょっちゅう見られていた可能性があるのでは...?
犯人は何度もやってきてて、「ここの鍵が開いているときに入ってやろう」と企んでいたとしたら、ムチャクチャ怖い話です。
入られたことより、そっちのほうが怖くないですか?
更に、リビングにカネメのものがないからと、ベッドルームに押し入られていたら...
ナイフやガンで脅されていたら...
その後私は同じ建物の別のフロアに引っ越しました。
マンハッタンのペントハウスって、バブリーな響きでカッコイイですけど、周りから突出した高さの建物のものならよいでしょうが、ドアマンのいない写真のようなアパートのペントハウスなんてそんなものです。
危険極まりない!
人生捨てた犯人だったら、ガラスを割って侵入してきますから、鍵云々の話ではありません。



コメント
こんにちはっ
ひえええ。すごい怖いですね。。
太字のとこを読んだときはどうなることかと!!(汗)
よかったぁ・・・。
そっか~屋上伝いでいくらでも進入できちゃうんだ、
鍵あいてたのが偶然、だったらいいですけど、、
いつも見られてたら、、こわ~~~~!!ですね、ホント!
結局手紙しか盗られなかったんですね?
変なの・・・。
ベッドルームまで入る度胸(?)はなかったのか。。
銃を持ってる人がいるから、とかが理由でしょうかね~。
枕元に忍ばせている人はなかなかいないですけども^^
Posted by ゆぶ at 2008年2月 6日 13:16
ゆぶさん、こんにちは!
太字部分はごめんなさい。
中年になってもイタズラ心が抜けません。
m(_ _)m
もし女性の一人暮らしだったら、危険どころの話ではなくなりますよね。
同じブロックの住民が街で見かけて、屋上伝いに…
あ~こわ。
道でホールドアップに遭ったら迷わずキャッシュを渡す、相手を刺激しない…など、予備知識がありますが、睡眠中に人が入ってきたらとっさの判断で寝たフリできますか?
多分私は無理だったと思います。
お~こわ。
Posted by katz at 2008年2月 6日 13:46
コメントする