2008年2月18日

IKEA デビューはニュージャージー

ニューヨーク時代にアパートででギター講師もしていた私。
広島出身でニュージャージーの大学に留学していたTくんは週1回のペースでレッスンに来てくれていました。

川を1本隔ててニューヨークシティという立地のニュージャージーですが、その川1本が文化を大きく違えていて、クルマがないととても不便な環境になるようで、Tくんもクルマを所有しておりました。

ある日、何気に私が机を買いたいことをTくんに話すと、ニュージャージーにものすごく大きくて安い家具屋さんがあると教えてくれ、しかも週末でよければクルマで連れて行ってくれると言います。
私は即座に彼の厚意に甘えることにしました。

当日、彼はわざわざ自分が住むニュージャージーから私を迎えに来てくれました。
川を越えてニュージャージーに入ってから30分くらい走ったでしょうか...
着いたところは青と黄色の看板のお店で、確かにマンハッタンでは考えられない大きさです。

家具やインテリア雑貨が好きな私としてはじっくりと見たかったのですが、Tくんはこの後私をマンハッタンに送り、またニュージャージーへ戻らなくてはなりませんので、サッサと買い物を済ませなくてはなりませんでした。
天板と足を好きな組み合わせで買える机売場に行き、マンハッタンで選んであった候補の品の予算でワンサイズ大きなものが買えました。
しかもニュージャージーは消費税なし!
いい買い物ができました。

配達は別途代金が必要だったので、Tくんの了承を得て持ち帰りに...

Tくんのクルマはハッチバック(ヴィッツ、フィット、ノートみたいな形のクルマ)。
予定より大きな天板を買ったこともあり、車の後ろから入れて、どう考えても私たちの頭の上までスペースが必要です。
私たちはいじめられるカメのように首を引っ込めてニューヨークへ戻りました。

その買い物がきっかけで、IKEA からはシーズン毎にカタログが送られてくるようになりました。
カタログを何気に机の上に置いておくと、アパートへ来た人のほとんどは「あっ、IKEA だ」といって手に取り見ていました。
それだけ知られていたということだと思いますが、みんな「アイケア」と読んでいたため、私はずっと「アイケア」だと思っていました。

シドニーにも空港と市街の間にあり、私が「アイケア」というとオーストラリア人に「イケア」だと指摘され、私は「君が間違っている。あれはアイケアだ。」と最後までゴリ押しました。

後に IKEA は日本にも進出し、雑誌なんかで「イケア」と紹介されました。
お恥ずかしい...

2008年2月17日

使える英語 その19

今回は使える英語ではないかもしれませんが、テレビやラジオも間違ったまま放送しちゃっているので、書いておこうと思います。

○○バンド featuring △△ って一時すごく流行って、今でも地味になりつつあるも使われていますよね。
この featuring って、もとになっているのは feature で、カタカナ的に「フィーチャー」と読みます。
なので、featuring は「フィーチャリング」なわけですが、「フューチャリング」と間違って言っている人がとても多いです。
「フューチャー」は future で、「未来」「将来」でして、これに "ing" がつくことはないと思います。

それから、上の「○○バンド featuring △△」の場合、文法的に主役はどちら?といいますと、△△さんなのですが、実際にはあくまでも○○バンドが主役で、△△さんはゲスト出演的な扱いのものが多いという点にも誤解があるのでは?と感じております。

なんか今回の記事、珍しく簡潔にまとまってませんか?(笑)

2008年2月16日

「今日は気分が良くない」といわない人たち

前回の記事で、「今日は気分が良くない」といってもらえると楽だ...と書きました。
またそれは、アマチュアシンガーたちとのアポイントで上手く使えたことも書きました。

が、CM契約のあるシンガーや、ブロードウェイに出ている人など、アマチュアからワンステップ上がったところにいる人たちは絶対に「今日は気分が良くない」とは言いませんでしたし、遅刻もしませんし、サッサと唄ってサッサと帰るのが共通のことでした。
いつでも臨戦態勢でいられるように日々体調管理を怠らないのでしょう。

この人たちのもうひとつの共通項は電話をかけまくることです。
当然アマチュアシンガーなのでレコーディングスタジオを使う予算はなく、私のアパートでレコーディングしていたのですが、私が機材の準備やセットでもたついていると、すかさず "Can I use your phone?" といって、どこにかけているのかはわかりませんが(多分ロングディスタンス多数)、こちらが「準備完了」というまでずっと電話で話しています。
そして大抵約束の時刻より10分くらい早く来て、その10分を電話に費やします。
当時は携帯電話なんて誰も持っていませんでしたから、私の電話を使うわけです。
こちらの都合で待ってもらうときなど「私の時間を無駄にするなら、あなたの電話代を無駄にしてあげるわ」ってことか? と思うほど容赦なく電話をかけまくります。

あと、「なんか飲む?」と訊くと、必ず「水」と答えることも共通していました。
「コーヒー飲む?」と訊いても「いや、水で。」でしたので私は冷蔵庫にミネラルウォーターを常備しておりました。
彼女たちはそこに水があることを知ると、こちらから訊かずとも勝手にグラスを取って、勝手にやってくれて、楽でした。

そして、いつも安定してキッチリ唄っていました。
あの人たちっていつ、どこで練習しているのか...結局わからずじまいでした。

2008年2月15日

「今日は気分が良くない」といえる文化

アメリカ女性とある程度仲良くなると「今日はちょっと気分がのらない...」と言う人が多いです。
これがたぶん多くの男性には助かります。
仕事ではなかなかそんなふうにはいかないでしょうが、個人的なつきあいなら予定の変更など対応がわかりやすくて良いのです。

誰にでも気分の良い日と悪い日ってありますよね。
それを当たり前のこととしての文化なんでしょうか、「今日は気分が良くない」と相手に言ってもらえると本当に楽です。
私はそれに気付いてから、必ず約束の1時間前くらいに相手に電話して、約束の確認をするようにしていました。
で、「気分が良くない」と言われたら、「予定変更しようか?」と持ちかけました。
するとほぼ 100% の確率で「そうしてもらおうかな...」となり、相手は気分が乗らないのに出てこなくて良くなりますし、私も変な気を使わずにすみます。

私は多くのアマチュアシンガーのデモテープをプロデュースしていたので...その話ですよ。
決してチャラオだったわけではありません。
そもそも全然もてませんでしたし。(笑)

また、気分が乗らない日は "I don't know." を連発する人が多いです。
何か訊いても大抵、 "I don't know." ではじまり、 "I don't know." で終わります。
"I don't know. Maybe.... I don't know." みたいな感じです。

自分の気分で相手の予定を変更させるのは「わがまま」だとする考え方もあると思いますし、どっちが良いとか悪いとかを言うつもりはありませんが、アメリカではそんな感じでした。

2008年2月14日

使える英語 その18

今回は "Why not?" を紹介します。
日本の学校では習わない(多分)と思いますけど、日常生活ではすごく使われるものです。

用途的には "yes" に近くて... ん~説明が難しいスナ。

「○○しない?」
なんかに "Why not?" (ダメなはずがない)と返したり、

自ら
「今度○○に挑戦しようと思ってる」のあと、"Why not, right?" と相手に同意を求めたり、

ちょっと変形で "Let's" のかわりに
"Why don't we go together?" (一緒に行こうよ)と言ったり、

"Could you ~?"、"Would you ~?" みたく人にお願いするときに
"Why don't you go there for me?" (行ってきてくんない?)と言ったり...

何しろこんな調子で上手く説明できないくらいムチャクチャ使える英語です。(笑)

2008年2月13日

女性の涙

ちょっと古い話になりつつありますが...

倖田來未が泣いていました。
ヒラリークリントンも泣いていました。
船場吉兆のおかみも泣いて... ??
もっと昔には松田聖子のウソ泣きとか、いつの時代も女性の涙は世の関心をかうようですね。

さて、アメリカの映画、ドラマでは女優さんが泣く、わめくのオンパレードで、それらがアメリカ人女性の日常と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。
私なんかは本来最もそう思う性分かも...。

現実的にはそういうタイプの女性もいると思いますが、少数派のように感じます。
私は友人夫婦の修羅場を見たこともないし、そもそも女性が泣いているところすら見たことがありません。
もちろん、その程度の付き合いでしかなかったわけですが、そういうことではなくて、アメリカ女性は結構タフな気がします。
なんか、女性であることに甘えていないというか...
表現が難しいですが、日本とは男女平等の奥深いところにあるマインドが違うんじゃないか?と思うといいますか...
その点で映画やドラマの中のキャラクターと、現実の女性にすごく大きな隔たりを感じておりました。

だからヒラリー・クリントンが泣いてんのか、泣いてないのか、よくわからない状況で、あれだけ人々の関心を引いたということなんでしょうか?
あの我慢具合がアメリカ国民のハートに触れたんでしょうかね?
女優のようにボロボロに泣いていたら世論はどうなっていたのでしょうか?

ヒラリー・クリントンの涙について書いていらっしゃるブログさん♪
SOHOスタッフのナイショ話
私好みのニュース記事
団塊女性よ これからです
映画を見ませんか?

2008年2月12日

使える英語 その17

今回はミュージシャン向け、使える英語です。

その前に、今日は「クルマ」のコラムに海外ネタを書いていますので、よろしければ、そちらへもお越しくださいまし。
» 自動車取得税のはなし

さて、話を戻しまして...
今回はミュージシャンのための「曲の部分をどう呼ぶか?」です。

今の若いミュージシャンはどういう呼び方をしているのかわかりませんが、もしかしたら英語になってたりして(汗)、私たちの頃はこうでした。

イントロ
ヒラウタ(1)
ヒラウタ(2)
サビ
テンカイ
エンディング

テンカイというのは、他に言い方を知らないので(漢字もわかりません)、実は他の呼び方があるかもしれません。
最後のサビの繰り返し前にちょっと雰囲気や流れを変える数小節の部分(よくはめ込まれる場所という意味で例をあげました)のことを言っています。

では、アメリカのミュージシャンがこれらを何と言っているか書きます。

イントロ: intro, introduction
ヒラウタ(1): verse(1 or A)
ヒラウタ(2): verse(2 or B)
サビ: chorus
テンカイ: bridge
エンディング: ending

これだけ知っておけば、渡米後すぐにバンドのメンバーになってもOK。

2008年2月11日

アメリカ人と俳句

ちょっと日本贔屓なアメリカ人は俳句の存在をご存知のようで、この人たちは日本人なら誰でも俳句を読むと思っているようです。

同じ日本人でも「大阪の食卓には毎日たこ焼きがあがる」と思っている人がいるようですし、それを思えば不思議ではありませんね。

在米中に3人から初対面のときに「日本人なの?俳句知ってる?」と言われました。
一度目のときはつい「知ってるよ」と言ってしまいました。
すると、~相手は女性でしたが~「今ここで一句考えましょうよ。」
"ゲーッ!!" と思いましたが、NOと言う勇気もなく付き合わされるはめに...
「日常的なことがいいわよね。」
「そうだね。」
「こんなのどう?
 "Trying to diet, trying to diet harder, still in the middle."
 (ダイエット 繰り返しても 肉おなか)
アッ八ッハッハ~ これ最高だわ。気に入ったわ。」
と言ってもう一度繰り返す...
「どう?気に入った?」
「うん。最高だね。」 ←大うそつき

それって、俳句じゃなくて「働けど働けど我が暮らし楽にならず...」のバッタもんじゃないですか?
しかも肝心のオチがない...

さっぱりわかりませんでした。
何が面白いのか...
俳句ってよくわかんないけど、もっと奥深い世界を表現して、自分に染み込ませていく楽しみを味わうものと思っていた私にとっては、むしろ日本の文化をバカにされたような気分になりました。
そして、今度俳句のことを聞かれたら「わからない」と一言で片付けてしまおうと決心しました。

ところが...

学校の授業で先生がこう言いました。
「このクラスには日本人の生徒が多いので、今日は英語で俳句をやってみましょう。」
数分の考え時間が与えられ、発表タイムに...
「誰が発表しますか?」
「...。」
「仕方ないわね。katz どう?」

例の "Trying~" が頭をグルグルまわって、新しいものなど考えられなかったので、白紙状態だったのですが...
何を思ったのか私はこう言いはじめました。

"Trying to diet, trying to diet harder, still in the middle."

結果は "ヤヤうけ" しかも先生だけ。
当然の結果です。
やはり面白くなかったのです。

そういうわけで、あと2回の「俳句知ってる?」に対しては "NO" と一言で片付けさせていただきました。

日本の文化を尊重していただいていることはありがたいのですが、これって逆の立場で例えるなら...
「アメリカ人なの?ハンバーガー大好きだよ。」
「そうなんだ?」
「ちょうど今からハンバーガー食べようと思って買ってきたところなんだ。よかったら一つあげるよ。」
と、紙に包まれたバーガーを渡す。
「ありがとう。」
「うん。遠慮しないで食べてね。」
アメリカ人、包みを開ける...
「え?これ何?」
「これライスバーガー。和風ハンバーガーだよ。あっはっはっはっ。」
「まじかよ。 パクっ。 しかもキンピラかよ!」

2008年2月10日

ECOってワセイエイゴ?

最近やたら目に付きませんか、エコ?

近頃はエコライフとか、何にでもエコをつけて「エコ○○」にする傾向があるなあと気になっていたところ...
今日テレビCMで「ECO出張」なるものを見まして...

そもそもサラリーマンの出張は昔から economical に手配して、会社規定により支払われる旅費をいくら浮かせられるか?
そしてその浮いたお金で出張先の名物を肴に一杯やるのが楽しみと決まっている... と、個人的に思っていたので「何を今更」と思いきや!

テレビCMの言わんとするところは「環境にやさしい」ってことでした。
「なんだ、ecology のほうか...」

この「エコ○○」がどうも耳についていたのは、自然環境保護(ecology)を日頃から意識して、経済的(economic)に暮らすことで、環境に優しくいられるという、連鎖的で直接的でない表現を常々疑問に思っているからです。

今日の「ECO出張」はさすがに私の理解を超える遠まわし度でしたので、「そもそもECOって何なのよ?」とグーグルに投げかけてみました。

ECOとは?
エミル・クロニクル・オンラインの略称
読み方はイー・シー・オーが正しいと思われるが、みなエコとしか読んでいない。

これを見つけたときは「ひぇ~っ!」と叫びそうになりました。
結局これはゲームのことだったんですけど、焦りました。

こういう混乱があったりするので、エコロジーはエコロジー、エコノミーはエコノミーと、そのまま使えばいいじゃん!と思うのですが、とかく日本人はワセイエイゴを作り出すのがお好きなようで...
と思いきや!

Yahoo! USA で「eco」を検索してみると...
もはや「ECO」は国際的に通用する言葉だったのですね。

eco について書いていらっしゃるブログさん♪
Reloaded

2008年2月 9日

使える英語 その16

今回は日本語の頭では考えられない言い回しの一言をご紹介します。

"Can I finish?" です。

はじめてこの言葉を耳にしたときは、大変驚きました。
一度覚えてしまうと何てことないので、海外で生活されている方、いた方はご存知かと思います。

これ、「続けてもいいですか?」ってことなのです。
そのまま訳すと「終わってもいいですか?」ですよね。

「終わってもいいか?」ということは、今現在は「終わっていない」わけで、その状況で「終わってもいいか?」と訊くということは「終わりたい」という気持ちがあるということで...
そんなわけで、日本語では「続けてもいい?」と訳すのが妥当です。

自分が話しているときに、口を挟まれて、続きを聞いて欲しい状況で "Can I finish?" と使います。

そう書くと、欧米では自分の話に誰かが乗っかってきて、話がそっちに振られていきそうになることが多々あるのか?と思われるかもしれませんが、そこは日本と同じ程度です。

2008年2月 8日

どこからがアメリカンドリーム?

「プラダを着た悪魔」(THE DEVIL WEARS PRADA)を観ました。
昔見た「摩天楼はバラ色に」(THE SECRET OF MY SUCCESS)を思い出しました。

プラダ~は主人公がそれを目指していたわけではなくて...、ビッグになりたいと思っていたわけでもなくて...、入った世界で頑張るうちに認められていくというちょっと変わったサクセスストーリーでしたが、これもアメリカンドリームなんでしょうか?

私も夢を持ってアメリカに渡ったクチでした。
レコードに自分の名前がクレジットされる仕事をして、作品がビルボードにチャートインしたこともあり、それが自分が目指していた道だったわけですが、それってアメリカンドリームなんでしょうか?

一体アメリカンドリームってどこからなんでしょう?
なぜかプラダ~を観てそんなことを考えてしまいました。
あれをサクセスストーリーと捉えること自体が間違いだったんでしょうかね?(汗)

ゼロからスタートして、超メジャーになって、不動産をいくつも所有して、移動は自家用ジェット...
漠然とした感じですが、それが私のアメリカンドリーム像です。

だけど、そんな大袈裟なものではなく、目標を持ってアメリカに渡り、その目標を達成したいという夢を持っている人(若者)のヒントになればと書かせていただきます。

社会はたくさんのピラミッド型組織で構成されていると考えてください。
大きなピラミッドもあれば、小さなピラミッドもあり、それらは線で繋がっています。
ピラミッドは「会社などの組織」、線は「取引」。
そしてそのピラミッドと線で繋がった大きなカタマリが「業界」といわれるものです。

ピラミッドは箱を積み上げてあるとイメージしてください。
箱がひとつ抜けると、ピラミッド自体が崩れてしまいますから、箱が抜けたら崩れる前に代わりの箱を入れなくてはなりません。
(あくまでもイメージの問題です。)
箱は「人」です。

そうして社会が成り立っていると考えると、自分がその中で目標を達成しようと思ったとき、何をしましょうか?

社会にはポジション(箱)があって、そのポジションには誰かがいます。
が、そこにいた誰かが別のポジション(箱)に移動すると、もといたポジションは空きます。
そこにスッと入るというのはいかがでしょうか?

自分はどのあたりの箱になって、その後どのあたりの箱になって...最終的にはこの箱!(=目標の達成)という青写真を持つのです。
まずは自分が次に目指す箱が見える位置の箱に収まり、目指す箱が空いた瞬間を見逃さないこと。
そして、目指す箱で必要とされる力を養っておくこと。
社会に必要とされ、すでに存在している箱に自分が入るという考え方。
プラダ~もそうでしたが、映画のサクセスストーリーはこのパターンが多いですよね。

いきなり平地に自分を頂点とするピラミッドを建てること(これこそアメリカンドリームですかね?)は、考えただけで大変そうです。
大変だからやりがいがあるという考えも「あり」だと思いますが。

なんか、生意気なこと言っている気がしてきたので、この辺でやめときます。
m(_ _)m

「プラダを着た悪魔」の記事を書いていらっしゃるブログさん♪
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365日映画
filmをめぐって
ture

2008年2月 7日

使える英語 その15

学校の英語の授業で習いました。
「コーヒーとか紅茶の単位を表すときには、カップオブコーヒー、カップオブティーと言います。」と...。

ニューヨークに到着した日に行ったレストランで、サンドイッチとコーヒーをオーダーしました。
サンドイッチはさっぱりわからなかったので、メニューを指差し「this」とオーダー。
そして、"and a cup of coffee."

しばらくたって...

誰も "cup of coffee" なんて言っていないことに気付きました。
他人がどうやってオーダーするかを観察してみると...
"Coffee"
"Coffee, please"
"Can I have a coffee?"
"Could I have a coffee?"
"May I have a coffee?"
"I'll have a coffee."
"I'm gonna have a coffee."
などなど、場面による違いもありますが、まあ色々です。
そりゃ、日本語だってたくさんバリエーションありますから当然のことですが、結論として学校で習った "cup of coffee" は日常的なものではありませんでした。

さて、レストランでコーヒーを注文するとブラックで出てきて、ミルクと砂糖が別に用意されますよね。
でも、デリなどのテイクアウトを利用するときに上の例文のようにオーダーすると、店員さんがこう言います。
"How you like it?"
"How would you like?"
"How would you like it?"
"How would you like your coffee?"
"Milk and sugar?"
紙コップにふたをして持たせてくれるデリでは、ミルクと砂糖を希望のように仕上げてくれます。
だから訊いてくるわけですが、ファーストフード店のようにミルクとスティックシュガーをつけてくれるものと思い込んでいると、質問されている意味がわからないですよね。
"Milk and sugar?" と聞かれれば、質問内容はわかりますが何と答えましょう...?
ここで "Yes, please." なんて言ってしまうと、店員さんに「ったく、勘弁してよ~」という顔をされてしまうかも。
どうして欲しいのかを訊いているのに、「はい」と言われても答えになっていませんからね。

"1 milk 2 sugar."
そんなのでOKです。
1とか2とかはスプーン何杯ってことですが、実際にスプーンで量って入れてくれる店員さんは見たことありません。
皆勝手に自分流1、自分流2と気持ちで量っています。
順番はミルクが先で砂糖が後という暗黙の了解があるようで、"Sugar and milk?" と訊かれることはまずありません。
また、1、2 を single, double ということもできますがその場合は、後ろにmilk、sugar をつけず "Double, double." といった具合に使います。

ブラックで良い場合は、
"I would like it black."
"Make a black."
"Just black."
などと言えばOKです。

なので、最初から "Can I have a black coffee, please?" と言ってしまえばお互いの手間が省けるってものです。
また、デリで顔を覚えられると "Coffee, thanks." でOK。
日本語の「いつもの」って感じで通じるようになります。

さて、私が帰国した後の話ですが、スタバなどのコーヒー専門店がブームになり、アメリカでの様子も変わったようです。
コーヒーもデジタル時代突入か?って感じですが、自分でミルクを入れるつもりの人は、注文時に "Coffee with room of milk." なんて言うようです。
たっぷり入れないでミルク用のスパースを開けといてね!ってことだそうで...

ちなみにオーストラリアではミルクを入れたコーヒーのことを "White coffee" って言っておりましたが、カプチーノを好む人が多く、エスプレッソ、カプチーノはどこのお店でも用意しているので、観光で行ってもまず耳にすることはないでしょう。

2008年2月 6日

ものとり被害

"コトン"
誰かがそっとドアを閉める音がして私は目覚めました。
外は結構明るくなっていましたが、私がめざましをセットした時刻にはまだまだ余裕がありました。

「...なんじゃ?」

部屋に人の気配は感じられません。

私は布団から出てリビングを見回します。
「...なんじゃ?」

玄関のドアをチェック。
「...鍵あいてる。」

昨夜鍵をした記憶を呼び起こします。
「たしか寝る前に鍵確認したよなぁ...。」

もう一度リビングを見回します。
特に荒らされた形跡もなく、盗られたものもなさそうです。

「...なんじゃ?」

私は鍵をかけ、布団に戻りました。

しばらくて、私は何かが近づいてくる気配を感じました。
「...ん?」
うっすらと目を開けると、そこには銃口が!

なんて、ニューヨークではありそうな話ですが太字部分は冗談です。
ごめんなさい。 m(_ _)m
布団に戻ったところまでは本当の話です。

いつものようにめざましで起きた私は、さっきの出来事を整理してみました。
「確かにドアが閉まる音がした。でも人が入った形跡はないし、カネメのものもなくなっていない。しかし玄関の鍵はあいていた。」
「ということは、誰かが入ってきて、出て行った。」

私の部屋は最上階でした。
小さなBBQパーティが出来るくらいのテラスがついていて、それがこの物件に決めた理由のひとつでした。
ところが、これこそが誰かが侵入した原因だったのです。

ニューヨークのアパートの多くはこの写真のように建物同士がピッタリくっついていて、高さも大体揃っています。

ニューヨークの一般的なアパート

なので、以前に書いた「ニューヨークのアパートのセキュリティ事情」という記事の私のように、誰かもわからず人をアパート内に入れてしまうと、その建物の屋上に出て、あとは屋上伝いにいくつものアパートに侵入できる可能性があるのです。

このとき侵入した犯人は屋上伝いにやってきて、テラスから私のアパートに侵入。
鍵を開けて出て行ったのです。
間違いありません。
その推理には絶対の自信があるのです。
なぜなら...
「私がテラスのガラス戸の鍵を掛けていなかったから~っ!」

入られて当然です。
(´。・_●・`) 反省...

出掛けようとしたとき、昨夜書いた日本にいる友人宛の手紙がみつかりません。
いくら探しても見つからないので、あきらめて出掛けました。
きっと犯人が手紙を踏んでしまったとか、証拠を残してしまったから持ち去ったのだと思います。
その手紙を投函してくれるくらいの愛嬌があっても良かったと思うのですが、手紙が友人宅へ届くことはありませんでした。

ここで、チャンチャン♪と終わるわけには参りません。

あの日、たまたまテラスのガラス戸の鍵を閉め忘れたから侵入されたわけで...
よく考えてください。

しょっちゅう見られていた可能性があるのでは...?
犯人は何度もやってきてて、「ここの鍵が開いているときに入ってやろう」と企んでいたとしたら、ムチャクチャ怖い話です。
入られたことより、そっちのほうが怖くないですか?

更に、リビングにカネメのものがないからと、ベッドルームに押し入られていたら...
ナイフやガンで脅されていたら...

その後私は同じ建物の別のフロアに引っ越しました。

マンハッタンのペントハウスって、バブリーな響きでカッコイイですけど、周りから突出した高さの建物のものならよいでしょうが、ドアマンのいない写真のようなアパートのペントハウスなんてそんなものです。
危険極まりない!

人生捨てた犯人だったら、ガラスを割って侵入してきますから、鍵云々の話ではありません。

2008年2月 5日

スーパーチューズデイ vs ギョーザ

いよいよスーパーチューズデイです。

日本にとっても重要な局面ですが、なぜか日本のマスコミはギョーザ報道に一生懸命です。(泣)
最近になってようやく気付きましたが、テレビって本当視聴率至上主義ですね。

今回のギョーザ問題で日本の自給率の低さを国民の多くが改めて自覚したことは事実だと思いますが、現実問題として国産品だけで今日の食卓は成り立たないわけですし、大勢の人が「今日から農家になろう!」なんてのもあり得ない話です。
そもそもガーッ!と騒いですぐに忘れてしまうのが日本のパターン。
レメンバー朝青龍です。
マスコミが引けば多くの人は忘れてしまいます。
今までのパターンだと「やっぱ安いほうが良いわ。味も国産と変わらないし。ちゃんとやってもらえればそれで良いんだし。」ってなっちゃうんです、きっと。

だから最初から「ちゃんとやってもらうために私たちが何をすべきか?」という話をマスコミがしてくれる方が良いと思うんですけどね...

個人的に思うことですが、この問題は日本の企業の管理体制、食の安全に対する危機感がまずかったことが原因で、それ以外にどこにも集結のさせようがないのではないでしょうか?
中国の工場の不手際だったとしても、他人が作ったものを右から左で売る怖さの自覚が日本の企業に足りなかったことが一番の問題であるような気がしてなりません。
私がサラリーマンだった頃は「丸投げ仕事」は上司に怒られたものですけどね?

そんな風に日本の企業が自らの責任の重さを自覚していない感じがしているのは私だけでしょうか?
どの会社も今後の対策を未だ打ち出していませんが...
中国のマスコミが「日本は責任を押し付けている」というのも何となくわかります。

そんなことより、個人的にはスーパーチューズデイです。

今の日本企業の勝ち組はアメリカから大きな利益を生んでいます。
次期大統領が保護貿易路線を敷けば、今儲かっている日本の企業は戦略を変えざるを得ないことになり...
ヤバイんじゃないでしょうかね?

明日の報道はスーパーチューズデイ関係であることを期待しております。

2008年2月 4日

ソフナー

アメリカ生活で感動したものの中にスフナーがあります。

バウンスとか、まあ日本でもアメリカ発のものが売っていますよね。
でも私が感動したのは、ペーパータイプのものなのです。

ニューヨークの人は基本的に洗濯物を乾燥機で乾かします。
ペーパータイプのスフナーは乾燥機に入れて使うのですが、これを使うとやわらか~く、肌触りサラサラになるのです。

それだけではないのです!

このペーパータイプ、静電気を強力に除去します。
ズボンをはいたときに静電気が気になったりしますと、ペーパータイプを1枚取り出し、気になる部分をなぞってやると一発で静電気よさようならなのです。

アメリカでは種類も豊富で、私がどの銘柄を使っていたかは残念ながら覚えておりません。
ずっと同じものを使っていたと思います。

しかし!

残念なことに日本ではペーパータイプはなかなか手に入りません。
ソニープラザで売ってるのですが、高い、高い。
いくら優れものでも消耗品1箱に600円も700円も出せません。
...とはいえ、一度だけ買ったことがあるのです。
「ダウニー」だったかな?

あれは、静電気除去効果が少なかったです。
一瞬静まるのですが、ちょっと経つとぶり返してきます。

日本も花粉症で悩んでいる方の中には、洗濯物を外に干せず、やむなく乾燥機を使っている方って多いと思うのですが、日本のメーカーさん、何とかしていただけないでしょうか?

2008年2月 3日

同じ看板でも国がかわれば...

日本マクドナルドが店長に訴えられ、東京地裁によって約755万円の支払いを命じられました。

簡単にその内容を書きますと...
マクドナルドの店長は多いときには月の残業が135時間を越えることもあるほどの激務だそうで、中には過労死にいたった人もいたとか...
しかし、会社からは「管理職扱い」されて時間外手当を支払われておらず、収入が部下より少なくなることもしばしば...

管理職「扱い」ということは会社規定に「店長=管理職」と書いていなかったんでしょうかね?
他所様のことなのでよくわかりませんが。
世間には同じような例がいくつもあるはずなので、今後こういうケースが増えていくのかもしれませんね。

さて、マクドナルドといえばどの国に行っても同じようなメニューとサービスがあることが特長だと思いますが、外国の店長さんも同じ労働環境なのでしょうか?

想像でしかありませんが、これって日本独特のことなのでは?という気がします。

海外に数年いらっしゃる方はご存知ないと思いますが、今マクドナルドは無茶苦茶安いです。
日本の物価からは考えられない安さで、「100円あったらマックへ行こう」なんてコピーを打って営業しています。
100円のメニューが結構充実していて、その中から3種くらい買うとお腹いっぱいになります。
ランチが300円で済んでしまうんですよ。

これが登場する前はバリューセットで500円~600円だったと思うので、戦略あってのことでしょうが考えてしまいます。

あったかいマックポークが、スーパーで売られている菓子パンの多くより安い必要がどこにあるのか?
どの国を探しても同じ状況はないのではないでしょうか?

平均的な物価を下回る金額で薄利多売する企業の社員には大抵厳しい労働環境があり、そういう社員の努力のおかげで消費者が得をしているのが現状だと、廃業した旅行会社の社員だった私は思います。

2008年2月 2日

演説の人々

「みなさん!そう思いませんかぁ~!!」
「Yeah!」
そんな意見や主張がたくさんあるのが外国の話で、
「みなさん!そう思いませんかぁ~!!」
「...。」
が、日本の話と思いませんか?(笑)

海外に出る前、外タレのコンサートに行って、アーティストが言うことすべてに両手を挙げて「Yeah!」と言いつつ、実は「何言ってんだろう?」と密かに思っていた私。
きっと会場の中には私と同じように、とりあえず参加型で「Yeah!」を連呼していた人がいたことでしょう。
例えば、「おめえらクソったれがお金積んで頭下げたから仕方なく来てやったぜ!かったりーぜ!このイエローモンキーめが!さっさと終わらせて帰っからよー、アンコール求めんじゃねぇぞ!」と言われても両手を挙げて「Yeah!」だったと思うのです。

あれって何なんでしょうか?

外国のコンサートの模様を誰かが日本に持ち込んだのでしょうか?
日本の映画館の盛り上がり方はアメリカのそれとはあんなに大きく違うのに、コンサート風景はさほど変わらないのです。
どちらかというと、日本の文化は映画館のほうで、コンサートは輸入文化という気がします。
外タレのコンサートの楽しみ方としてああいう盛り上がり方が波及していく中で、日本人アーティストのコンサートにも同じように波及したってことなんでしょうか?
かなり不思議なんですけど...

マドンナのコンサートをシドニーで観たときのこと。
最初のMCで "Hello, Sydney!" と言った後、
「私シドニーはすごく素敵な街って聞いてたの。でも来てみたらサンフランシスコみたいなもんじゃん。」
と往年の彼女らしい毒舌ぶりを披露しました。
これに対してシドニー市民の半分は引いてました。
あとの半分は"いい意味"に受け取ったようで「Yeah!」と言っていました。

言葉がわかる地のことですので当然ですが、やはり「Yeah!」と思えることに対して「Yeah!」と反応しているんですよね、本来は。

リーダーが「ああだ!こうだ!」と主張し、民衆が「Yeah!」と答える様子を見ていると、なぜかヒトラーの演説ビデオとダブってしまいます。
もちろん個人的見解ではありますが...
私はそれを見ると「ああ、演説の人たちなんだな~」と感じます。

日本人は元来演説を静かに見守るスジなんでしょうかね?
国会議員の演説もただ静かに聞いてますよね。
「ウソつけこのヤロー!」とか反発する人を見たことがないし、ひどい場合にはサクラが仕込まれていて「そうだ!そうだ!」なんて恥ずかしげもなくやってますよね。

でも、戦国時代の日本人はきっと
「みなさん!そう思いませんかぁ~!!」
「Yeah!」
ってやってたと思うのです。

では、私たち日本人はいつ民衆の主張をやめてしまったのでしょうか?
「生類憐みの令」から?(笑)
今の世の中こそ、民衆が立ち上がって「どげんかせんといかん」状況だと思うのですが、私がそのリーダーになろうと思わないように、「このままではまずいっしょ」と思っているだけの人が多いのだと思います。

まずは日本人が演説の人々にならないと何も変わらないような気がしています。

外国の人は他人の話を真剣に聞く人が多い気がします。
そこからして「演説の人々」だなぁと思います。

2008年2月 1日

グランド・セントラル・ステーション まとめ編

数回にわけて書いた記事ですが、ここでまとめておきます。
一部修正しております。

マンハッタンに住んでいる人にとってはあまり馴染みのないグランドセントラル駅ですが、色んな映画に出てきますので、観光客を含め駅そのものを見に行く人も多いことと思います。

ニューヨークのグランドセントラルステーション外観

私もその一人でした。
私の場合は「グランドセントラル=恋におちて」です。
アメリカではメリルストリープは性格俳優扱いで、美人とはいえないけど...といった感じなのですが、私は「恋におちて」のメリルストリープは美しい!と思います。

冷静にDVDのジャケットなどを見てみるとそうでもないかな...と思っちゃったりしますが、映画本編を見るとやっぱり美人なんですよねぇ。
これを "はまり役" というんでしょうね。

さて、きれいといえば...グランドセントラルのホールはきれいです。

グランドセントラルステーションのホール

天井には星座イメージが描かれ...
この時計、好きでした。

グランドセントラルステーションのホールにある時計

ところで、この時計...
すでに見えている2面で時刻が違っちゃいませんか?

ということは、グランドセントラル駅の時計は全部ばらばらなの?と思いますよね。
駅で時刻はとても大切なもの...それの信用性が問われるようではどうなのよ?ってことで、調べてみました。

私の余計な心配をよそに2004年8月から、グランドセントラル駅のすべての時計がいわゆる電波時計になっているそうです。
私が滞在していた頃を含めそれ以前は、毎日午前3時にマスター時計がコロラド州の原子時計から短波で正確な時刻を受信し、駅構内20以上の時計を正確な時刻にセットしていたそうです。

一応配慮がなされていたのですね。

でも、マスター時計と端末時計の接続装置の故障や個々の時計モーターの老朽化などにより、表示時刻のずれが生じていたこと、そして時刻表、ビデオ表示時計などマスター時計に依存しない別システムで稼動する時計もあったことから時計の表示時刻は統一されていなかったそうです。

ん~っ... アメリカらしいというか、時代を感じますね。

これを改善するため、毎秒、衛星経由で、コロラドの原子時計から誤差10億分の1秒の正確さで正しい時刻を受信する新マスター時計を2004年8月に導入し、そして!(ここが重要ですよね)駅構内すべての時計をこのマスター時計に統制させました。
さらに接続装置も電子的に改善されて駅構内すべての時計が正確な時刻を表示するようになったそうです。

それにより、グランドセントラル駅誕生91年目にして、初めてすべての時計の時刻が統一されたそうです。
ところで、日本の駅はどうなっているんでしょうね。

話かわって...
初めてグランドセントラルに行ったとき、目を疑うものがありました。

「オイスターバー」です。
正式な名称は "Grand Central Oyster Bar & Restaurant" です。
そうです。海鮮レストランです。

グランドセントラルのホールはきれいですが、お世辞にも空気が澄んでいるとは言いがたく...むしろ冬に訪れるとウイルスの巣じゃないか?と疑いたくなるような目に見えない匂いがあります。

なぜ、そんなところで海鮮レストランなのか...
しかもお腹をこわしたときの最有力容疑者である牡蠣を冠にしたのか...
謎は深まるばかりです。

後日このレストランに行き、牡蠣以外の海鮮料理を食べました。
味は普通で、値段は安いかも?と思った記憶があります。
電車に乗り遅れた人や、出発までの時間潰し、待ち合わせ...そんな人たちに利用されるのでしょう、きっと。

結構広いスペースは時代を感じさせる装飾が施され、私的には「ゴッドファーザーかよ!」とツッコミを入れたくなる雰囲気です。

そして、なんとなんと...
2004年3月3日ニューヨーク本店に続く第2号店として、アトレ品川にオープンしたそうで、ニューヨークの本店同様のインテリアを再現...
ということは、ゴッドファーザーな店内になってるってことですよね!?

もしかして首都圏では常識だったでしょうか...

グランドセントラルオイスターバー&レストラン

また、話かわりまして...
34丁目あたりからアップタウン方面へタクシーを利用するとき、ドライバーがパークアヴェニューを使うと内心喜んでおりました。

グランドセントラル駅のところでちょっとしたアドベンチャーが待っているからです。

実はグランドセントラルの駅舎はパークアヴェニューの真上に建てられていて、パークアヴェニューを北上していくと42丁目で駅舎によって行き止まり状態となっています。

また、メットライフビル(旧パンナムビル)もグランドセントラルにくっついているのか、並んで建っているのか...よくわかんないですけど、まあ大きな目で見れば一緒になっていて、アップタウンからパーアヴェニューを南下してくると、このメットライフビルにぶち当たります。

じゃあ本当にぶち当たるのかといいますと、「アドベンチャーが待っている」と書きましたようにサプライズが待っています。
一番上の駅舎外観写真をご覧いただきますと、緑色の橋がかかっていますよね。
パークアヴェニューを北上してきた自動車はこの緑色の橋を上り、右折、駅舎のテラスっぽいところを通り左折、建物に設けられたトンネルを抜けます。

トンネルを抜けてきたところがこうなっています。

メットライフビル&パークアヴェニュー

つまり、アップタウンからパークアヴェニューを南下してきた場合は、ここからワンダーランドが始まり、緑の橋で終わります。

メットライフビル(旧パンナムビル)の写真がやたらインパクトがあって、ニューヨークの代表的風景としてやたら目にするのは、特徴的な八角形のプロポーションに加え、通りをさえぎる立地条件もあったわけです。
ずらっと通りに沿って並んでいるビルのひとつだったら、さほど目を引くものではなかったかもしれませんね。

それでは、ここからはアメリカのウエブサイト "About.com" のグランドセントラルのページを和訳させていただき、歴史的なことなど勉強してみようと思います。

ニューヨークの歴史的ランドマーク:グランドセントラルターミナル
グランドセントラルターミナル(ニューヨーカーにさえグランドセントラルステーションと言われたりしますが、それは地下鉄の駅の名称です)は、ニューヨーク市の最も有名なランドマークのひとつです。週末に友人たちを伴ってコネティカットへ行ったり、たくさんのニューヨーカーが一度は利用したことがあるでしょう。
ですが、グランドセントラルの歴史や秘密はあまり知られていません。

はじまり
最初のグランドセントラルターミナルは1871年に海運王、鉄道王の "コーネリアス・ヴァンダービルト" によって建てられました。ところが1902年に17人死亡、38人負傷の大事故がきっかけで蒸気機関車が禁止され、数ヶ月後に、既存の駅を破壊して、電車のために新しいターミナルを造ことが計画されました。
新しいグランドセントラルターミナルは正式には1913年2月2日に完成、当日150,000人の人々が訪れました。
美術的美しさの駅舎は、大きな大理石の階段、23メートル弱もある窓、星座をあしらった天井などですぐに評判になりました。

全盛期
ホテル、オフィスビルなどの超高層ビル(77階建てのクライスラービルも含まれます)がすぐに駅舎のまわりに建ち並びました。それによってグランドセントラルターミナルは全米で最も利用客の多い駅となり、1947年には年間のべ6,500万人以上が利用しました。(これは当時の人口の40%にあたります)

苦難のとき
1950年代には長距離列車の旅の時代は終わりを迎えました。
戦後のアメリカでは飛行機や自動車を利用するケースが増えたのです。
同時にマンハッタンの不動産価値は高騰し、鉄道業による利益が減退したことから、鉄道局はグランドセントラルターミナルをオフィスビルに建てかえる計画を起こしました。
ところが1967年にランドマーク保存委員会が介入し、その計画を一時的に取りやめるよう法律的保護を訴えました。
グランドセントラルターミナルのオーナーであるペンセントラル社も鉄道局の計画には反対で、駅舎の上に55階建ての高層ビルを建設する(駅舎の一部を壊すことになるが...)ことを和解案として提案しました。
結局ランドマーク保存委員会はプロジェクトを阻止すべく、ペンセントラル社にニューヨーク市に対する800万ドルの訴訟を起こさせました。
この法廷闘争は、ほぼ10年の間続きました。
ジャクリーン・ケネディ・オナシスを含む保存賛成派市民とリーダーのおかげで、再開発計画はなくなりました。(訴訟が最高裁判所までいったあとのことですが)

新しいはじまり
1994年に、メトロノース社がグランドセントラル駅の運営を引き継ぎ、大がかりな改装を開始しました。
そして1913年当時の輝かしさを取り戻しつつ、グランドセントラルターミナルは愛されるランドマーク、通勤者たちのハブ駅となり、5軒のレストラン、カクテルラウンジ、ダイニングコンコース、その他50ものテナントショップを擁する施設になりました。
グランドセントラルは近代都市の真ん中で、古き佳き時代のニューヨークを維持しています。

もっと知りたいあなたに
グランドセントラルターミナルの建築、歴史に興味がありましたら、公共のアート団体による無料ウオーキングツアーがあります。
ツアーは毎週水曜日12:30pmにメインインフォーメーション前集合です。

ということです。

コーネリアス・ヴァンダービルトと1902年の鉄道事故についてはこちらに詳しい記事をアップロードしていますので、よろしかったらどうぞ♪

コーネリアス・ヴァンダービルトについて まとめ編
1902年ニューヨークの列車事故 まとめ編