2008年1月27日

欧米的な考え方がぶつかった壁 その3

こちらにまとめ編をアップロードしてありますので、どうぞ♪

前回の続きです。

「保険には入っていない」一点張りの添乗員。
大手旅行会社の営業で、年に数回はお客様をご案内して海外に行く人が「保険に入っていない」など、到底信用できるわけもなく、クレジットカードを持っていないこともウソっぽい言い訳をするので、つまりは「お前んとこで何とかせぇ」という意味だと解釈して、私は一旦退却することにしました。

考えれば考えるほど腹が立ってきて、この怒りをどこにぶつければいいのか状態の私。

何がしの弁償をしないと次に進めないことはわかっていましたが、私や現地スタッフの正義感を無視された(添乗員が自分の非を一切認めていないところ)まま、彼の代わりに保険処理することにとても複雑な心境でした。

結局シドニー支店の保険を使うことにして、保険金が支払われるまでに2ヶ月くらいかかることを添乗員に伝え、了承を得ました。

ところが、海外の常で、2ヶ月経ってもまだ保険金は支払われず、保険会社に催促しても「まだ処理が終わっていない」という状況に陥りました。

添乗員からも催促の電話が入るようになりました。

私の心の底には「あんたが悪いんだから待つぐらい待て」という気持ちがありましたが、2ヶ月で保険金が支払われると案内した手前、これが延びてしまっていることには責任を感じていました。
「3ヶ月と言っておけばよかった」という程度に。

結局私はこれを「個の問題」として捉えてしまっていたのです。
会社の問題として考えれば、こんなことはサッサと済ませてしまったほうがいいに決まっていますが、そういう判断ができませんでした。

そこらへんを見抜かれてしまったのでしょうか...
添乗員はこの件を私の会社の先輩に持ちかけました。

その日外回りから帰ってきた先輩が支店長に何やら報告を...
シドニー、スーツケースといった心当たりのある単語が、チョロチョロと聞こえてきました。
すると支店長から呼び出しが...

「例の件、どこまで進んでんの?」
「保険金の支払いが遅れておりまして、待ってもらっている状況です。」

先輩の報告では、添乗員はスーツケースがなくなったことはもちろん、その後の私の対応、態度に対しても怒っているということでした。

「じゃあ、二人で添乗員に会いに行って、もう一度よく状況を説明してきなさい。」と支店長。

続きは次回。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hanadama.biz/cgi/mt/mt-tb.cgi/891

コメント

こんにちは!
日本文化が背景に潜んでいるとのことでしたよね・・・
うーん。
どうなっていっちゃうのかな~。
あ、保険、、遅れちゃってますね・・・。
どうしようもないことなのに、怒られちゃうと困るな。。
その添乗員さんからしてみれば、
誠意を見せろ~的な感じなのでしょうかね?
でも盗まれた一部始終を考えてみても、
明らかに自己責任なのに(汗)。
次に期待~!!
胸がスカッとするような終わり方だといいんですが(苦笑)

ゆぶさん、こんにちは!
多分この話は次回で最終回になると思います。(笑)

そう、そう、そうなんです!
保険会社が遅れているのは、私たちにはどうしようもないこと… これが、海外生活で身につく欧米的な考え方なんですよね。
最初はそういうことに腹が立つんですけど、暮らしているうちに慣れちゃうといいますか…普通になっちゃう。
一応しつこくプッシュしているから、あとは保険会社の問題だという割り切りもそうですよね。

まあ、しかし、郷に入れば郷に従えですよ。
それで良いんだと思います。

同じ状況でも上手くのりきる人は上手くやるものですからね。
旨がスカッとするような終わり方にはならないと思いますが、明日もお待ちしております♪

コメントする

コメントありがとうございます! (*^▽^)/
投稿ボタンを押していただいたあと、更新に少し時間がかかってしまいます。
もうしわけございませんが、少しお待ちくださいね。 m(_ _)m
更新が完了しましたら、ブラウザを更新してあなたのコメントがアップロードされたことをご確認ください。
(* ̄▽ ̄)ノ お願いしま~す☆;:*:;☆