2007年11月 9日

透明人間

英語キャラな自分と題して連続で書いておりますが、今朝のめざましテレビ「エビバディ ニューヨーク」で驚きの映像を見たのでちょっと寄り道させていただきます。 m(_ _ )m

グランドセントラル駅で異色のファッションショーが開かれたそうです。
映像マジックによるバーチャルファッションショーで透明人間が洋服を着てステージに立つ感覚です。

服を着たモデルで3D撮影した映像からモデルの肌が出ている部分、髪の毛を削除し、あたかも透明人間がそこに存在するかのような映像をつくりあげておりました。

アメリカ人らしいといいますか、なんとも奇抜なアイデアに驚きました。

それ以上に驚いたのはショーを見た市民の感想です。
「モデルがいないから興味が服にフォーカスされて良い」というのです。

私は前職でジュエリーのネットショップの運営を担当しておりましたが、ショップをオープンしたばかりの頃「装着イメージがないと買いにくい」というご意見を山のように頂戴し、私がモデルになるわけにもいかず、女性のアシスタントをつけてもらいました。

日本でも近い将来「モデルは要らない」という声が聞こえるようになるのでしょうか?

現実問題として、MIDI(電子楽器をコンピュータで制御する技術)がある程度進歩した80年代後半、特にドラムマシンが人間のドラマーにとってかわる時代が来るなんてほとんどの人が思っていませんでした。
ところがその10年後には、レコーディングで人間のドラマーを使うことはとても珍しいことになりました。

この変化の裏には技術の進歩より発想の転換がありました。

最初はみんな機械を人間に置き換えようと考え、メーカーもミュージシャンもドラムマシンに人間味を持たすことに重点を置いて開発、使用していましたから、そこには自ずと限界があり、所詮機械は機械という人間優位の公式がありました。

ところが、機械の能力を高めていこうとする流れに逆行する発想が出始めました。

機械だからこそ出せるグルーヴがあるという考え方です。
開き直りですね。(笑)
機械を進歩させるより、使い手が機械の使い方を研究したほうが良いという発想でした。
ハウスミュージックの世界でひとつの形が出来上がり、マドンナなどのビッグアーティストたちがこぞってそのサウンドに乗っかり完全に市民権を得るに至りました。

日本でもTKがブームになりましたよね。

さて、話を戻しますが...
この透明人間のファッションショーも超メジャーブランドが採用し、見る側が質感の再現などの点で「これで良いじゃん」と思う時がくればそうなっていく可能性は十分にあると思います。

メリットは多少のスペースがあれば、世界中どこでもショーを開催できるようになるところ、しかもコストが圧倒的に安く、毎回同じクオリティのショーを見せることができるということ。

モデルの体脂肪率問題もありますし、意外にそのときは早く来るかもしれませんね。

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