アメリカの銀行
今でこそ日本でもコンビニにATMが設置されたりして、預金の引き出しなどにあまり時刻を気にしなくても良くなりましたが、私が渡米した当時は全然違った環境でした。
そもそも、今では様々な電子マネーがあり、現金がなくてもなんとかなるので、技術の進歩はすごいと感心せずにはいられません。
日本では随分不便だったATM。
アメリカは、特にニューヨークは角を曲がればATM...これは言い過ぎですが、ものすごい数のATMが設置されていて、しかもほとんど24時間利用OK。
これには本当に驚きました。
当時クレジットカードの利便性は日本よりずっと先を行っていたアメリカですが、ほとんどのお店で「ミニマムチャージ」(最低いくら以上買い物していただかないとクレジットカードは受け付けませんという設定)が設けられており、スーパーやデリ、薬局などで食料品、日用品を購入するときはキャッシュが必要でした。
なので、いつでもどこでもキャッシュを引き出せるATMは本当に便利でした。
さて、これはアメリカ人と銀行の話をしていたときの話ですが...
「日本の銀行員は学歴があって成績優秀でないとなれないんだよ。」
「へえ。アメリカでは銀行員っていうのは決してステイタスの高い職業ではないよ。」
「そうなの?」
「優秀な連中は集まった資金を投資するセクションで働くことになるんだけど、そんなのはごく一部の人間で、ほとんどは... ほら、アメリカの銀行の窓口担当って有色人種が多いと思わない?」
「うん。そうだね。」
「学歴のある人が働こうと思う仕事じゃないんだ。」
有色人種の私に対して、ずいぶん過激な発言だと思いましたが、逆に説得力がありました。
これもひとつの所かわれば...です。



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