大好きだったWTC その3
* こちらにまとめ編をアップロードしてありますので、どうぞ♪
前回、展望台と屋上のことを書きましたので、今回は地下です。
WTCの地下にはサブウェイが乗り入れていて、とてつもないエスカレータが設置されていました。
こんな感じです↓
このエスカレータをサクサクと背筋を伸ばして昇り降りするビジネスマンを見ているのが好きでした。
私が住んでいたアッパーウエストサイドは商店が多く並ぶ地区で、どちらかというとカジュアルな服装で、店員さんといった雰囲気の人が多く、スーツで仕事をしている人を見かけることはまずありませんでした。
もちろん通学時の電車にはたくさんのスーツがおりましたが、電車に乗っているときの彼らは新聞を読んでいたり、抜け殻のようにボーッとしていることが多く、さながら昼間の動物園のようでした。
その点、WTCやウォールストリートをブラブラすると戦闘モードのビジネスマンをたくさん見ることができ、ナイトサファリのようでした。「そっか。ここで戦うために電車では力を温存しているんだな...」と思わせるほどパワーがみなぎっていました。
私はミュージシャンとの交流が多く、ビジネスマンとの交流はほとんどありませんでした。
(日本人から見て)アマチュアミュージシャンの多くは「ビジネスマンは自分たちとは別世界の生物だ!」という見かたをしており、彼らを一まとめにして「スーツ」と呼びました。
その時点で社会的にはビジネスマンのほうがまともで、地道で、お金もあるので、「いつか見てろよ!」といった負けん気がアマチュアミュージシャンにそう言わせていたのでしょう。
実際にミュージシャンとして成功している人でビジネスマンのことを「スーツ」と呼ぶ人は少なかったです。
続きはまた次回。




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