使える英語 その4
今回は「使えない英語」をご紹介します。(笑)
"how do you do?" って中一とか結構早い段階で習いませんでしたか?
「はじめまして」ですよね。
教科書ではAさんとBさんがお互いに "How do you do?" と言いあうようになってなかったでしょうか?
これ、実はアメリカ、オーストラリアではほとんど通用しません。
"How are you doing?"(調子はどう?といったニュアンス)と受け取られるのか、"I'm good."とか"Fine."とかの返事が返ってくることがほとんどです。
よく考えてみれば「はじめまして」って言ってるのに、?マークがついているのはおかしくないでしょうか? その時点で日本語の「はじめまして」とは少々ニュアンスの違う言葉なんだなと想像できます。(今あらためて考えればこそですが...)
そして?マークで訊いているのに、全く同じ言葉、しかも?マークをつけてそっくりそのまま返すのもおかしくないですか?
これは察するに日本語の「おひかえなすって」にあたり、英語社会では死語と化してしまったものなのかもしれません。
気になるので検索してみます...
なるほど!
1600年代に誰かを介して人に紹介されたときに用いた挨拶で、健康状態や何をしている人なのかを訊く意味合いを持ちながらその返事を期待しない...とあります。
「おひかえなすって」でもないのですね。(^ ^);
なんでも、この "How do you do?" が進化して "How are you?" や "How are you doing?" になったそうです。
実は過去に一度だけ白人が "How do you do?" と言った場面に遭遇しました。
「あっ!言った!」と思ったら彼はドイツ人でした。
ドイツの教科書にも "How do you do?" が「はじめまして」として載っているのでしょうね。
ちなみに現代英語の「はじめまして」は "(It's) Nice to meet you." か "Nice meeting you." ですが、それが使われるシチュエーションから意訳されたものであり、「犬=Dog」などの名詞のようにバッチリあてはまる「はじめまして」は英語にはありません。



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