マドンナ
今朝のめざましテレビで、ニューヨークでは今でも年1回マドンナコンテストが開催されていることを知りました。
素人さんによるものまねコンテストなのですが、これだけ人気が維持できるのはすごいことですよね。 最初のヒット曲 "Like a Virgin" が 1984年ですから、もう23年になります。 ということは20前後の人たちは "Like a Virgin" を知らないのでしょうね。 こうやってどんどん歳をとっていくんだな...と最近よく思います。
ウェイビーなブロンドヘア、ボロかおしゃれか微妙なへそだしファッションで彗星のごとく現れ、瞬く間にマイケルジャクソンとツートップ体制になりました。 1990年の "Vogue" あたりが最高潮だったのではないかと思いますので、そういう意味では10年もたなかったとも言えますが、女優転身的な時期がありましたので、ヒットチャートから遠のいたのは仕方ないことかもしれません。
ある日私は前日の続きでミッドタウンの某レコーディングスタジオへ向かっておりました。 タクシーから見るマンハッタンはいつもと変わらぬ風景でした。 ところがスタジオに近づくとすごい数の人がストリートにあふれています。 私の乗ったタクシーがスタジオ前で止まると「キャーッ」という歓声が聞こえます。 何事だ?とタクシーを降りると「ガックリ」とテンションの落ちた空気が充満し、「何だよ、違うのかよ。」といった声まで聞かれました。 冗談じゃないです。 私はここに来る必要があったから来ただけで、他人から「何だよ」と言われる筋合いではありません。
私がスタジオ入りして少ししてからプロデューサーが到着しました。
「下の騒ぎは何だ?」と私が訊くと...
「今日はマドンナのレコーディングが入っているからね。」
「え~っ! マドンナ? 紹介してくれる?」
「無理」
「だってマドンナのプロデューサー(当時の)は同じ事務所だったんじゃないの?」
「そうだけど無理」
「じゃあサインを...」
「無理」
実は私も下にたくさんいる人たちと同じく、マドンナの大ファンでした。(笑)
結局その日はそわそわと落ち着かず、私の出番もほとんどなかったので、偶然を期待して何度もビルを出入りしたものの会えることはありませんでした。
私たちのセッションが終わったのは翌朝7時過ぎ。
帰りのエレベータの中で
「マドンナはまだいるのかな?」とあきらめきれない私。
「とっくに帰ったよ」
...ずっとミキサー卓にいたのになんで知ってるの?



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