遊ぶ暇はなかったです。
私の場合、22歳で渡米、ニューヨークで3年ちょっと暮らし、その後シドニーに赴任するために一時帰国したときは26歳だったわけですが、当時の自分の考え方や、生活態度を振り返ると、今の22~26歳の人たちとは大きなジェネレーションギャップがあり、つまり私たちの世代はもっと浮かれた毎日を過ごし、別の意味でその日暮らしだったし(フリーターという言葉が存在せず、就職しないでバイト生活を続ける者が現れ始めたのが私たちの世代)今の人たちのような堅実な気持ちを持った人は少なかったです。
なので、今の人たちが留学しようと決意する背景と、私たちの世代のそれとは大きく違うかもしれません。私たちの頃は留学生症候群なる言葉が生まれ、大学、短大をもうすぐ卒業だけどちょっと遊び足りない、まだ社会に出たくない...といった気持ちから安易に留学を選ぶ学生が多かったです。
もっとも、そういう気持ちで留学した人の多くは自分が思い描いた生活と現実とのギャップについていけず学校を辞めてしまったり、早々に切り上げて帰国しました。
何しろ語学留学ですら日本の学生生活とはかなり違う現実があり、逆切れしてしまいそうな宿題の量に遊ぶ暇などほとんどありませんし、クラスの半分は日本人。放課後外国人とカフェで語り合ったり、ショッピングに出かけたり...なんて世界はありません。英語が満足に使えない人たちが集まってくるクラスですから、仮にヨーロッパから来た生徒と話す機会があっても、冷静に考えると極めて幼稚な会話しかできていないので、楽しくないのです。たとえば、イタリアリラは桁数が多いのでチョコ1個が...じゃあフェラーリは何桁だ?... そんな会話を刺激的と感じるかつまらないと感じるかはその人次第だと思いますが、私は最後まで学校で友達を持つことはありませんでした。
もし留学を考えている人の中で、私の世代的な期待を膨らませている人はよ~く考え直したほうがいいかもしれません。1年外国で暮らして得るものはそれなりにあると思いますが、1年日本にいないことで失うものがあることを忘れないでください。そして、どれだけまじめに学校に通って宿題をこなしても、1年では英語を話せるようになれません。海外旅行で家族や友人をエスコートできるくらいにはなれますが、日常生活を難なくこなせるようになるには最低でも3年の全力疾走が必要です。
なんて、偉そうに書いてしまいましたが、実は私は宿題をしたことがありません。
同じアパートで暮らしていたミュージシャンとバンドを結成し、米語を学びました。学校に通いながら本気で音楽で食べていこうとしている人たちと一緒にバンド活動をすると遊ぶ暇など全くなく、宿題をする時間さえありません。当然学校では落ちこぼれです。結局"結果として英語が身につけば良いんだ"というひねくれた考え方を最後まで貫きましたが、後にそれが間違いだったことを知ります。オーストラリアに行ってから...
次回はそのお話でも。



コメント
リクに答えての記事☆
Thanksデス*(^∀^)*
てかっ!
その時代に生まれたかった・・(≧з≦)!!!!
katzさんゎ勉強しやんとバンドマンか~ぁ☆
あたしやったら間違いなく!!
遊びまくって人生終わらせとったんやろなぁ(/T□T)/~~
Posted by ララララィ♪ at 2007年7月 9日 12:46
ニューヨークは遊べるところですよ。
簡単に人生終われます。(笑)
逆にアメリカンドリームもあります!
自由の国の基本は「本人次第」ですね。
Posted by katz at 2007年7月 9日 12:50
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