2007年7月21日

ニューヨークの物価を考える

今回はニューヨークの物価について書いてみます。

私が渡米した1989年、日本はバブル絶頂期!
東京は世界一物価が高いといわれていたような気がします。(定かじゃないです。ごめんなさい。)

私より一足先にニューヨークのシラキュース大学に留学した友人はこう言いました。
「アメリカ、ヨーロッパに限っては都市部の物価は東京と変わらない。
○○は日本より物価が安く暮らしやすいなんてイメージは大きな間違いだ。」

そして私は渡米後、彼が言ったことが正しかったことを知りました。

実際に生活してみると $1.00 は 100円 です。
これはソニーの故盛田昭夫さんがおっしゃっていたことそのままです。
盛田さんは $1.00 は 100円 であるべきだと何かの本で書かれていらっしゃいました。

ところが当時の為替レートでは $1.00 は 120~125円 だったわけですから、私は 100円 の感覚で 120円 を使っていたことになります。
恐ろしいことです... 20~25% も違うわけですから。
そのうえに日本では風習のないチップも払うのです。

観光客はもちろん、日本円ベースで給料が支給される駐在員など、お金の出所が日本の場合、ものの値段(ドル価格)を日本円に換算して考えると思いますが、こういう人たちにとってニューヨークの物価はとても高いものになります。

私はニューヨーク以外のアメリカの都市部に行ったことがありませんが、東京、大阪、名古屋でさほど物価が変わらないことを思えば、アメリカの場合もその程度の誤差と読んで良いと思います。ということは、日本円を持ち出してアメリカの都市部で生活しようとする人は為替レートが $1.00=100円 を下回らない限り自分の生活感覚より多くのお金が必要になると思って良いでしょう。

ところで、アメリカに限らず、これから生活しようとする外国の物価を確認する簡単な方法があります。
現地のマクドナルドの価格をネット検索してください。
そしてその金額を為替レートで日本円に直し、日本のマクドナルドと比べてみてください。

これはあくまでも生活費の類のことで、家賃など地域差があるものは別です。

よくテレビ番組で海外のスーパーマーケットに行って肉の安さとかに驚く場面を見ますが、あれを真に受けると計算が狂ってきます。一日3食スーパーで買った肉を食べる人なんていませんからね。

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