2007年7月17日

外国人だという言い訳を捨てたところがスタートです。

海外旅行に行ったとき、あまりの日本人の多さに「海外気分台無しじゃん」と思ったことのある人、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
どうやら私たち日本人の多くは脱日常目的で海外旅行をし、自分たちだけのバカンスを楽しみたいという気持ちがあるようです。
でも同じ気持ちで海外に出る日本人の多さには現地に行くまで気がつきません。

たとえば南国のビーチやホテルのプールサイドでビーチベッドに寝そべって、ローテーブルにはトロピカルなカクテルなんぞ置いて夕景を楽しむ...
そんな光景を想像するとき、その景色の中に日本人はいますか?

実際に行くと、この景色の中には日本人がたくさんいるものです。
日本語が飛び交い、そういう時に聞こえてくるのはなぜか大抵関西弁です。(笑)
旅行者の行動範囲はそれほどに限られたものであるということなんですね。

私もそういう感覚の一人でした。
海外で生活する。
自分は日本人で母国語は日本語。
英語はまだまだこれから。

実はこういう感覚って、海外で生活しようとするものにとっては「甘え」なんです。
例えばニューヨークで暮らす外国人はまさに星の数です。
私とクラスメイトだけではありません。
自分が望んで海外に行くわけですから、「日本人だから」という言い訳は何の説得力もありません。

外国で暮らしていくための最低限のルールは"その国の言葉を使うこと"であり、守るべきマナーは"他人に迷惑を掛けないこと"です。(というか、私はそう思います。)

実はこれ、アパートの住民を通して知り合った会計士に言われたことなんです。
あれこれ日本のことや私自身のことを訊かれ、当時の自分の英語力ではカバーできない領域に話が及び、「英語が母国語じゃないから上手く言えない」と言った私に彼はこう言いました。
「ニューヨークには大勢の外国人が暮らしている。みんな初めから上手く英語が話せたとは思わないけど、ここはアメリカなんだから英語を話さなくちゃいけない。そこから逃げちゃいけない。それがイヤなら自分の国に帰ればいい。外国人なんだろ?」

おっしゃるとおり!
あの時ズバッと切ってくれてよかったです。
アメリカは移民の国。歴史的にも言葉の壁をクリアできた者が次のステップに進めてきたことでしょう。いわば外国人が寄り集まってできた国で、自分は外国人だという感覚はとてもナンセンスなんですね。

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