2008年5月 1日

稲作の祭

神宮では稲作がベースになった、たくさんの祭が行われています。
稲作を生活の基盤とする瑞穂の国では、よく米ができることが幸せであり、稲にかかわる伊勢の神々が人々の信仰の対象となったのは当然のことかもしれません。

それでは、どのような祭があるか見ていきましょう。
種をまく神田下種祭(しんでんげしゅさい)、御田植式、風雨の順調を祈る風日祈祭(かざひのみさい)、初穂を収穫する抜穂祭(ぬいぼさい)...
最も重儀とされるのは、10月に行われる「神嘗祭」(かんなめさい)です。
初穂米を蒸した飯、醸した酒、杵でついた餅として供える神嘗祭には、天皇が作られた稲も両宮に奉献されます。

神嘗祭の祭器具は毎年新調されます。
これは式年遷宮と共通の「常若の思想」によるもので、実際に南北朝以前の式年遷宮は式日まで決まっていて、神嘗祭の日とされていました。

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