神宮は観光地なの?
「THE 神宮」のお伊勢さんですが、お参りに来るというよりは、観光ついでのお参りという感覚の方が最近は多いように思えます。
おはらい町、おかげ横丁界隈はほぼ一日遊べますし、テーマパークのように大金が必要なわけでもありませんから納得のことではあります。
ですが、実際に数字を見てみますと、そうでもないことがわかります。
神宮にお参りする方の数は年間六百万人といわれていて、おかげ横丁の来丁者数は三百万人といわれています。
ということは、半数の方はお参りしてもおかげ横丁に寄らないといえます。
ここで、更に「ですが」が登場します。
伊勢にお越しの方は結構リピーターが多くいらっしゃって、毎度おかげ横丁に立ち寄るわけでもないようなのです。
では、そのような方々は神宮を参拝してすぐに帰ってしまわれるのでしょうか?
答えは「NO」です。
実は神宮関係の祭りは年間千五百回を数え、これに加えて二十年に一度の式年遷宮があり、そういうお祭り、イベントに参加したり、見学したりする目的でいらっしゃる方が多いということです。
神宮の祭りというのはショーのような華やかなものではありませんが、慎ましやかで、背筋が伸びるような空気があって、リラックスした風情があって、そして御木曳きのようにアクティヴなものもあり、それぞれが日常のストレスをリフレッシュするには充分な魅力があるのだと思います。
「世界の聖域」とまで言われたりしますから、ここに住んでいる私たちには感じ取れない空気が人々を引き寄せるのでしょうね。



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