2008年10月10日

楽天市場にネットショップをオープンするまで その⑫

今回はクレジットカード契約について書きます。
クレジットカードを導入しないお店には関係ない話ですが、知っておいていただいてもいいんじゃないかなと思います。

考えてみれば私の場合はこれが一番最初に取り掛かったことなのに、今頃この話題とは...
何だか順番がグチャグチャになっちゃっているので後日「まとめ編」をアップして時系列に並べ替えます。
段取り悪くてすみません。

それでは、はじめさせていただきます。

クレジットカード契約は何より最初に行ったほうが良いと思います。
それは、申し込みから実際に使えるようになるまで1ヶ月くらいの時間がかかるからです。
私の場合は、8月11日に申し込んで、9月22日に使えるようになりました。
申し込みが遅れれば遅れるほど、カード決済の導入が遅れることになります。

ということは、頑張ってお店を早くオープンさせても、カードが使えない状態だったら、カードのお客様は買い物をしてくれませんよってことです。
お店側としては出来ることからやっていくしかないわけですが、お客様にとっては今目の前にあるお店の状況が全てですので、お店側が期待するような目線で見ていただけませんので、歯痒いですよね。

段取りとしては、こうなっています。
要する時間は、日付をご参考に。(私のケースを書いています)

7/24 楽天にコンタクトして担当営業と話をつめる

8/6 楽天に出店申込書の原本を送る(この時点で契約は仮OKになっています)

8/11 正式に審査がOKになった旨、連絡が来る

8/11 RMSという楽天市場のお店管理システムが利用可能になる

8/11 クレジットカード申込
(クレジットカード決済の申し込みはRMSより行うため、これより早い申し込みは無理)

8/12 お店作り開始
(まずは会社概要、決済、発送など、通販の基本となるページから)

8/27 商品登録2個終了
(1個でも登録すれば楽天の審査を受けることができる)

8/28 開店審査

8/29 審査通過の連絡があり、お買い物してもらえる状態になります。

8/29 とはいえ、商品は二つしか並んでいないので引き続き、商品登録

8/31 テナント料支払い

9/19 一応メイン商材が並び、お店をソフトオープン

9/22 カードが使えるようになる

本格始動!

さて、楽天のクレジットカード決済のシステムは「R-card Plus」と呼ばれ、RMSと連動しています。
実店舗をお持ちですでにそちらでクレジットカード決済の導入が済んでいる人は「新たに契約するまでもない」とお考えになるかもしれませんが、新たに契約したほうが良いと思います。
たしか、通信販売の場合、実店舗の契約そのままでは使えなかったりすると思いますので、要チェックです。
R-card plusは、お客様が注文時にクレジットカード決済をされると、自動で承認を取りに行き、その結果をRMS上で確認できます。
お店側でやるべきことは最初にこの自動承認機能を「オン」に設定するだけです。
今は実店舗でも各カード会社と直接契約することはないと思いますが、R-card plusの場合、楽天KCがヘッドになって、VISA、マスター、JCB、アメックス、ダイナースなどの契約を取りまとめます。
それが申し込みから利用可能になるまで1ヶ月近い時間がかかる理由の一つです。

私の場合、利用可能になるまでに楽天KCに2回プッシュの電話をしました。
1回目は9月11日「もう1ヶ月ですが...」
2回目は9月19日「お客様との商談が始まったので早くしていただきたいのですが...」

1回目の返事は「1社から回答待ち。まもなく可能になるでしょう。」
2回目の返事は「最初のチェック時にお店が確認できなかったので審査開始が遅れたが、今夜審査通過のお知らせメールが送信されます。」

そういえば、前職のときも1回プッシュの電話を入れたことを思い出しました。
そのときの返事は「1社から回答待ち。まもなく可能になるでしょう。」
3週過ぎたら伺いの電話をするくらいが良いでしょう。

2008年10月 3日

楽天市場にネットショップをオープンするまで その⑪

大事なことを書くのを忘れていました!
楽天市場に出店をご検討中の企業さんが、契約書に捺印する前に知っておくべきことがあります。

「アフィリエイト」です。
ご存知でしょうか、アフィリエイト?
私は前職で楽天に出店した時点では「何それ?」でした。
要は世間の人々が自分のホームページやブログで御社の商品を宣伝してくれます。
そこから御社のネットショップにお客様が来店し、買い物をした場合に、その紹介してくれた人に謝礼を支払うものです。
仲介料みたいなものです。

楽天市場のテナントになると、強制的にこのシステムに参加させられます。
謝礼は1%が標準で、希望ならもっと上げることができます。
上げることで何の得があるかといいますと、アフィリエイトする人にとっては少しでも謝礼額は大きい方が良いので、より多くのアフィリエイターが取り上げてくれて、それだけ御社の商品ページへの誘導口が増えるわけです。

さて、このシステムの何を知っておく必要があるかと言いますと、どこのどなたが仲介者なのかわからないということ。
御社が支払ったお金が、楽天を通してどなたの手に渡っているのか特定できないのです。
そして、1日にいくつも商品が売れるお店になると、どの商品がアフィリエイト経由で売れたものかが特定困難になるということです。
営業的な頭では「へぇ...」と流してしまいそうになりますが、経理はそうはいきません。
「そんな不透明なお金が払えるか!」となるわけです。

会社としてそれをよしとできないなら、出店後社内的にもめることになる可能性高しです。

でも楽天市場のテナントはすべてこの条件で商売していますので、文句を言ってもはじまりません。
文句を言っている間に時間は過ぎていきますし、無駄なエネルギーを使って、結局出口がないことに気づくだけ。
理屈的に自分が正しいと自信を持ったところで、現実がそうなっているのだから仕方ない、いやなら自ら出て行くしかないという結論にいきつくだけです。
経理は「金額の問題ではない!」と言うでしょうが、1% のことですし、気にしないことです。
社長がそう言える会社なら、ネットの運営は楽だと思いますが、社長が経理と一緒になって「納得できねぇ!お前交渉しろ!」と言う会社の場合は最初からネット進出しないほうが良いと思いますし、現場担当者はかなり辛い立場になります。

ネット進出を会社に提案するのも、会社からネット担当の辞令を受けるのも、自分の会社の社風をよ~く考えてからにしないと、責任感の強い人ほど身体を壊すかもしれません。

2008年10月 1日

楽天市場にネットショップをオープンするまで その⑩

実際のところはもうオープンしちゃっています。
が、なかなかお店をつくりつつ、ここを更新して...と上手くできていませんので時間差が出てしまっております。
ごめんです。m(_ _)m

楽天市場のお店をつくる機能は「R-storefront」と呼ばれまして、これには「旧R-storefront」と「新R-storefront」があります。「新R-storefront」は今も進化中です。

前職で担当していたお店をオープンした平成15年9月には旧も新もなく、「R-storefront=旧R-storefront」だったわけで、「新R-storefront」がリリースされる前に出店されたお店は皆「旧R-storefront」でお店をつくりました。
私自身もそうでしたが、「新R-storefront」がリリースされた後も、「旧R-storefront」を使い続けるお店は多いです。
やはり慣れたシステムでお店がちゃんと機能しているのに、一見複雑に見える「新R-storefront」を勉強してまで乗り換えようとはなかなか思えないものです。そのための時間を企画やメルマガに費やしたほうが良いに決まってますので。

...というのは言い訳で、実際のところは人間って慣れたものが一番良いんですよね。(一般的に)
それが使えなくならない限り腰は上がりませんよね。

私は今回自分のお店をつくるに当たり、せっかく1からのスタートなので、「新R-storefront」に挑戦してみることにしました。
正確には担当のEC(テナントのお世話をしてくれる人)に「そうさせられました」(笑)
最初にちょっと「新R-sorefront」の画面を覘いてみたのですが、なんだか勉強しないと使えなさそうで「旧R-sorefront」でお店をつくり始めたのです。

最初にすることは通販に最低限必要な案内の記載。
会社案内、利用規約などなどです。
それらが完成して商品を1個でも登録すると、事実上「お店がオープンできる状態にある」ということになり、楽天の審査を受けます。
ここで不備などがあれば、修正を求められ、再審査となります。

私は商品2個を登録し、お店を審査に回しました。

担当ECが大変親切な方で、私のお店にあった不備を事前に見つけ、修正してくれたうえで審査を通過させてくれました。
ページ上の変化でそのことに気がついた私は、お礼の電話をすることに。
「修正までしていただいてありがとうございました」
「いえいえ。 それと、旧R-sorefrontでページつくってましたよね? あれ、簡単に新R-sorefrontに移行できるんでやっときましたよ。」
「...。」←少々錯乱状態です。

「それを更に簡単に旧R-sorefrontに移行する方法はあるんですか?」
とはさすがに訊けず...

そんないきさつで「新R-sorefront」を使わなくてはいけなくなりました。
そもそも新と旧は何が違うのかさえ知らなかったのですが、マニュアルを読む前にまず触ってみる派の私はとにかくやってみることにしました。

すると、前職のころ「こうなってたらいいのになぁ...」と思っていたことがほとんど解消されています。
「新バンザイ!」です。
その違いですが...

① ヘッダー、レフトナビ、フッターをセットで数種類登録できる。
季節によってお店のカラーを変えたいとか、イベント期間中はいつもと違うカラーリングにしたいとか...
何パターンか作っておいて登録しておけるのです。
そして数クリックで変更が即座に全ページに適用されます。

② 一つの商品を複数のカテゴリに登録できる。
これが一番の収穫です!
例えば洋服で、白いシャツは、シャツというカテゴリに属しますし、白に属しますし、ものによってビジネスに属したり、カジュアルに属したり、多様な絞込みが想定できます。
このユーザ目線でみればどこの店舗でもあたりまえに行われていることを実現するために「旧R-sorefront」では大変な面倒がありました。

③ 登録した商品ページのコピーができる。
これも超ありがたいことです。
同じレイアウトで画像と説明が違うだけのページをつくるときは、元になる商品を1クリックで「コピー」するだけ。
で、新しく出来たページの画像を入れ替え、説明文を変更するだけ!
HTML初心者のスタッフがいても大丈夫!

あとは...
まだあるんでしょうが、よくわかりません。
私的には②だけで充分「新R-sorefront」信者です。

今でも「旧R-sorefront」を使っている店長さん、「新R-sorefront」使わないともったいないですよ~♪