うちの床は杉材で、オイルフィニッシュです。
素足で生活(冬は無理です)する癖がついてしまいました。
ところが、杉は柔らかスギ... 失礼。
床材にするにはちょっと...と思うところもあります。
大変デリケートで、ちょっとしたことでキズがつくのです。
その上をコロコロの付いた椅子で動こうものなら、一日でボコボコになること、間違いありません。
そこで、私は仕事部屋にカーペットを敷くことにしました。
今考えると、ここが問題でした。
私は積極的にカーペットを敷きたかったわけではなく、仕方なくカーペットを敷くことにしたのです。
その「仕方なく」という気持ちが、私を某チェーン家具店に向かわせました。
安いものがあることを知っていたからです。
私は並んでいる中で一番安いものを選びました。
部屋に敷きつめるのではなく、椅子で動く範囲だけで良かったので、4.5畳敷きから選びます。
値段順に商品が並べられていて 2,980円 からのスタートになっています。
どうせコロコロ椅子で痛めつけるので、毛足が短めで、雑草のごとくバリバリなものの方が気兼ねなくて良いだろうと、そういう基準で見てみると、一番安い商品がヨサゲだったわけです。
「今の日本はこだわりを持たなければ安く暮らせるんだなぁ~」なんて思いながらレジで支払いを済ませ...
持ち帰りました。
便利な時代になりました。
私が大学に進学して一人暮らしを始めた頃は、「家具類は配達」と決まっておりました。
持ち帰れるものなんて、カラーボックスとカゴ類、雑貨類くらいじゃなかったですかね?
2畳くらいのアクセントラグでさえ配達でした。
バブルの頃って、そうやって今思えばもったいないお金を払うことで、社会が潤ってたんですね。
家に戻り、早速カーペットを敷いてみます。
このカーペット、丸めてあるのではなく、折りたたんであるので、折ジワがすごくて、たくさん線が入っています。
「そうだ!スチームアイロンで伸びるんじゃないの?」と素材を確認。
「ペットボトル再生品... え?」
ペットボトルからカーペットを作る時代なんですねぇ~。
個人的にエコには賛成ですが、このカーペットにはちと賛成できませぬゾ。
確かに 2,980円 でしたし、2,980円 の実力というか、限界は受け止めなくてはならない。
それは理解しているつもりですけどね。
やっぱ値段は正直です。
安いものには安い理由があるわけで...
消費者がものを見る目を養って、ちゃんと選ばないといけないってことなんですね。
なんか疲れますね。(笑)