楽天市場にネットショップをオープンするまで その⑪
大事なことを書くのを忘れていました!
楽天市場に出店をご検討中の企業さんが、契約書に捺印する前に知っておくべきことがあります。
「アフィリエイト」です。
ご存知でしょうか、アフィリエイト?
私は前職で楽天に出店した時点では「何それ?」でした。
要は世間の人々が自分のホームページやブログで御社の商品を宣伝してくれます。
そこから御社のネットショップにお客様が来店し、買い物をした場合に、その紹介してくれた人に謝礼を支払うものです。
仲介料みたいなものです。
楽天市場のテナントになると、強制的にこのシステムに参加させられます。
謝礼は1%が標準で、希望ならもっと上げることができます。
上げることで何の得があるかといいますと、アフィリエイトする人にとっては少しでも謝礼額は大きい方が良いので、より多くのアフィリエイターが取り上げてくれて、それだけ御社の商品ページへの誘導口が増えるわけです。
さて、このシステムの何を知っておく必要があるかと言いますと、どこのどなたが仲介者なのかわからないということ。
御社が支払ったお金が、楽天を通してどなたの手に渡っているのか特定できないのです。
そして、1日にいくつも商品が売れるお店になると、どの商品がアフィリエイト経由で売れたものかが特定困難になるということです。
営業的な頭では「へぇ...」と流してしまいそうになりますが、経理はそうはいきません。
「そんな不透明なお金が払えるか!」となるわけです。
会社としてそれをよしとできないなら、出店後社内的にもめることになる可能性高しです。
でも楽天市場のテナントはすべてこの条件で商売していますので、文句を言ってもはじまりません。
文句を言っている間に時間は過ぎていきますし、無駄なエネルギーを使って、結局出口がないことに気づくだけ。
理屈的に自分が正しいと自信を持ったところで、現実がそうなっているのだから仕方ない、いやなら自ら出て行くしかないという結論にいきつくだけです。
経理は「金額の問題ではない!」と言うでしょうが、1% のことですし、気にしないことです。
社長がそう言える会社なら、ネットの運営は楽だと思いますが、社長が経理と一緒になって「納得できねぇ!お前交渉しろ!」と言う会社の場合は最初からネット進出しないほうが良いと思いますし、現場担当者はかなり辛い立場になります。
ネット進出を会社に提案するのも、会社からネット担当の辞令を受けるのも、自分の会社の社風をよ~く考えてからにしないと、責任感の強い人ほど身体を壊すかもしれません。


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